会社都合退職の履歴書の書き方|ポイントと例文を徹底解説

会社都合退職の履歴書の書き方|ポイントと例文を徹底解説

「会社都合退職になったけど、履歴書にどう書けばいいんだろう…」。倒産やリストラなど、自分の意志とは関係なく職を失ったとき、転職活動の第一歩である履歴書の書き方で手が止まってしまう方は少なくありません。「一身上の都合と書いてごまかすべきか」「正直に書いたら採用に不利になるのではないか」という不安を抱えている方も多いでしょう。この記事では採用担当者の視点を交えながら、会社都合退職の正しい書き方と転職を有利に進めるポイントを徹底解説します。

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  1. 会社都合退職とは?自己都合退職との違いを整理しよう
  2. 【完全版】会社都合退職の履歴書の書き方
  3. 採用担当者の本音|会社都合退職は本当に不利になるの?
  4. 「一身上の都合」と書くのは危険!バレる仕組みとリスク
  5. 面接で「退職理由を教えてください」と聞かれたときの答え方
  6. スマホで最短3分!履歴書作成ツール【サクレキ】で今すぐ履歴書を作成
  7. まとめ
  8. 会社都合退職の履歴書に関するよくある質問
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会社都合退職とは?自己都合退職との違いを整理しよう

会社都合退職とは、労働者自身の意思ではなく、会社側の事情によって発生する退職のことを指します。自己都合退職(自分から退職を申し出るケース)と異なり、会社の倒産・リストラ・事業縮小など本人に非がない状況が該当します。

会社都合退職になる主なケース

以下のような状況で退職した場合、一般的に会社都合退職として扱われます。

  • 会社の倒産・廃業による退職
  • 業績不振による希望退職・早期退職の募集に応じた退職
  • 整理解雇(リストラ)による退職
  • 事業所の閉鎖・移転(通勤困難)に伴う退職
  • 大幅な賃金引き下げなど、労働条件の著しい悪化による退職
  • 有期契約の雇い止め(会社側による更新拒否)

自己都合退職との違い一覧

会社都合退職と自己都合退職では、失業保険の扱いや転職活動の印象に大きな違いがあります。

項目会社都合退職自己都合退職
失業保険の給付開始待機期間7日のみ2〜3ヶ月の給付制限あり
基本手当の給付日数最大330日(優遇あり)最大150日
採用担当者の印象「本人に非がない」と理解されやすい退職理由により懸念されることも
履歴書の書き方「会社都合により退職」「一身上の都合により退職」

※給付日数は年齢・被保険者期間によって異なります

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【完全版】会社都合退職の履歴書の書き方

会社都合退職の場合、履歴書の職歴欄には「会社都合により退職」と記載するのが基本ルールです。「一身上の都合により退職」は自己都合退職を意味する表現のため、会社都合退職に使用するのは虚偽記載にあたります。

職歴欄への基本的な書き方

👔 採用担当者はここを見ている
  • 退職理由の表記が「一身上の都合」になっていないか(→会社都合なら必ず「会社都合により退職」と書くこと)
  • 入社・退職年月と離職票の情報が一致しているか
  • 退職の経緯が正直に記載されているかどうか(虚偽は後で必ず確認される)

職歴欄の書き方は以下のフォーマットが基本です。退職年月の下の行に「会社都合により退職」と一文記載するだけでOK。理由を長々と説明する必要はありません。

✅ 良い例文(会社都合退職の職歴欄)

2023年4月 株式会社〇〇 入社
2025年3月 会社都合により退職

❌ NG例

2023年4月 株式会社〇〇 入社
2025年3月 一身上の都合により退職
「一身上の都合」は自己都合退職を意味します。会社都合退職なのにこの表現を使うと虚偽記載となり、後で発覚した場合に経歴詐称と判断されるリスクがあります。

退職理由タイプ別の記載例文

会社都合退職といっても、その理由はさまざまです。退職の経緯に合わせて表現を選びましょう。括弧書きで補足を添えると採用担当者がより理解しやすくなります。

✅ 倒産・廃業の場合

「会社都合により退職(会社倒産のため)」
または
「会社の倒産に伴い退職」

✅ 整理解雇・希望退職の場合

「会社都合により退職(業績悪化に伴う整理解雇のため)」
または
「会社の業績悪化に伴う希望退職の募集に応じ退職」

✅ 事業縮小・部門廃止の場合

「会社都合により退職(事業部門廃止のため)」
または
「事業部門廃止に伴い退職」

✅ 有期契約満了・雇い止めの場合

「契約期間満了につき退職」
または
「会社都合により退職(契約満了・更新なしのため)」

「退職理由欄」「備考欄」がある場合の書き方

履歴書によっては「退職理由欄」や「特記事項・備考欄」が設けられている場合があります。この場合は事実を簡潔に記載しつつ、前向きな一文を添えることで採用担当者への印象をポジティブに変えることができます。

✅ 退職理由欄・備考欄の記載例

(倒産の場合)「会社の経営破綻に伴い退職。在職中に培った〇〇のスキルを活かして、新たなフィールドで貢献したいと考え転職活動を行っています。」

(リストラの場合)「業績悪化に伴う人員整理により退職。前職での経験を活かしながら、さらなる成長を目指して転職活動中です。」

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採用担当者の本音|会社都合退職は本当に不利になるの?

「会社都合退職」と書くことで選考が不利になるのではないかと心配している方も多いと思います。結論から言えば、会社都合退職であること自体が不採用の理由になるケースはほとんどありません。

採用担当者が実際にどう評価しているか

👔 採用担当者はここを見ている
  • 退職理由に本人の非があるかどうか:倒産・リストラは「本人に責任がない」ことが明確なので、評価への影響は限定的
  • 正直に書いているかどうか:「一身上の都合」と偽って後でバレる方が、信頼性を大きく損ない不採用につながりやすい
  • 退職後の前向きな姿勢:会社都合退職の経緯を踏まえて「なぜ次の会社を選んだか」を説明できるかどうか

採用担当者は「会社都合退職=問題のある人材」とは判断しません。むしろ、事実を正直に書いた上で前向きに転職活動している姿勢を評価します。

転職活動で「会社都合退職」をプラスに変える3つのポイント

  • 事実をそのまま記載する:「会社都合により退職」とシンプルに書くことが、最も誠実で採用担当者に信頼されやすい方法です
  • 退職後の行動をポジティブに示す:「退職してから何をしていたか(スキルアップ・資格取得など)」を職務経歴書や面接で説明できると印象が良くなります
  • 「なぜこの会社に応募したか」を明確にする:会社都合で退職せざるを得なかった中で、次の会社を選んだ理由を具体的に語れると志望度の高さが伝わります

「一身上の都合」と書くのは危険!バレる仕組みとリスク

「会社都合退職と書くのが恥ずかしい」「なんとなく自己都合と書いた方が無難では?」と思って「一身上の都合により退職」と書いてしまうのは非常に危険です。その理由を具体的に解説します。

なぜバレるのか?3つの露見ルート

  • ① 離職票の確認:入社後、社会保険手続きの際に離職票の提出を求められることがあります。離職票には「離職区分コード」があり、会社都合か自己都合かが明記されています。履歴書との矛盾がすぐに発覚します。
  • ② 雇用保険受給資格者証の確認:失業保険を受給していた場合、雇用保険受給資格者証にも離職理由が記載されています。提出を求められると一発でバレます。
  • ③ バックグラウンドチェック・前職照会:大手企業や管理職採用では、前職への在籍確認や経歴照会が行われることがあります。退職理由の齟齬は経歴詐称と判断されるリスクがあります。

正直に書いた方が転職に有利な3つの理由

「正直に書いて損をすることはない」という事実を、以下の3つの観点から確認してください。

観点正直に書いた場合偽って書いた場合
採用担当者の印象「誠実な人だ」と好印象後でバレると「嘘をつく人」と最悪の印象
入社後のリスク問題なし経歴詐称で内定取り消し・懲戒解雇の可能性
面接での説明自信を持って話せる矛盾が生じてしどろもどろになりやすい

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面接で「退職理由を教えてください」と聞かれたときの答え方

会社都合退職の場合、面接で退職理由を聞かれるのはほぼ確実です。しかしこれは「会社都合退職はネガティブだから確認している」のではなく、「経緯を理解した上で、次の職場への意欲を確認したい」というのが採用担当者の本音です。

採用担当者が面接で確認したいこと

👔 採用担当者はここを見ている
  • 退職の経緯を事実として把握できているか(感情的にならず、冷静に説明できるか)
  • 退職後に何を考え・何を行動したか(前向きな姿勢があるか)
  • 自社への志望理由と、退職経緯が自然につながっているか(「だからこそ御社を選んだ」という流れ)

退職理由タイプ別の模範回答例

✅ 模範回答例:倒産の場合

「前職は会社の経営破綻により退職となりました。突然の状況でしたが、在職中に積み上げた〇〇のスキルと経験は確かなものです。今回は同じ〇〇業界で腰を据えて長く働ける環境を求め、御社の安定した経営基盤と成長性に魅力を感じて応募いたしました。」

✅ 模範回答例:リストラ(整理解雇・希望退職)の場合

「前職では業績悪化に伴う人員整理があり、会社都合による退職となりました。やむを得ない状況ではありましたが、これを機に自分のキャリアを見直し、〇〇分野でより専門性を高めたいと考えるようになりました。御社の〇〇という事業に自分の経験を活かせると確信し、志望いたしました。」

✅ 模範回答例:事業縮小・部門廃止の場合

「所属していた部門が事業縮小に伴い廃止となり、会社都合での退職となりました。在職中は〇〇の業務で〇〇という実績を残すことができました。今後は同分野でさらにキャリアを積み上げたいと考え、御社の〇〇事業に強い関心を持ち応募しました。」

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まとめ

会社都合退職の履歴書のまとめ

  • 会社都合退職の履歴書の書き方は「会社都合により退職」がシンプルかつ正しい表現
  • 「一身上の都合」と偽ると、離職票・雇用保険書類との矛盾でバレるリスクが高い
  • 会社都合退職は採用担当者にとってネガティブな評価材料にはなりにくい(本人の非ではないため)
  • 退職理由欄や備考欄がある場合は、事実+前向きな一文を添えると印象がアップする
  • 面接では退職の経緯を冷静に説明し、「だからこそ御社を選んだ」という流れで締めくくるのが理想

会社都合退職は「自分のせいではない」という事実を正直に伝えることが、最もスマートな転職戦略です。不安を抱えたまま偽の記載をするより、正直に書いて堂々と面接に臨むことが、結果として採用につながります。

会社都合退職の履歴書に関するよくある質問

会社都合退職の場合、履歴書に書かないとどうなりますか?

職歴欄に退職の記載そのものを省略することは経歴詐称にあたります。退職した事実は必ず記載し、その理由を「会社都合により退職」と正しく書きましょう。退職理由を書かない(空白にする)のは問題ですが、詳細な説明をしないこと自体はOKです。

「会社都合により退職」と書くと採用に不利になりますか?

ほとんどの場合、不利にはなりません。倒産・リストラなど会社都合退職は本人に非がないケースがほとんどで、採用担当者もそれを理解しています。むしろ正直に書いた上で前向きな転職理由を面接で語れることの方が、採用担当者に好印象を与えます。

会社都合退職の場合、「一身上の都合」と書いてしまいました。修正できますか?

まだ提出前であれば、今すぐ「会社都合により退職」に修正してください。提出済みの場合は、面接の機会などに正直に訂正を申し出ることをお勧めします。黙ったままにしておくと後々のリスクが大きくなります。

退職理由の詳細(倒産・リストラの違いなど)まで書く必要がありますか?

職歴欄には「会社都合により退職」のみの記載で基本的には問題ありません。詳細を書きたい場合は括弧書きで補足するか(例:会社都合により退職(会社倒産のため))、退職理由欄・備考欄がある場合にそちらへ記載しましょう。面接で聞かれた際に説明できるよう準備しておくことが大切です。