株式会社インターネットイニシアティブ
Internet Initiative Japan Inc.
IIJ(インターネットイニシアティブ)の平均年収は726万円
2025年3月期の有価証券報告書によると、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の平均年収は726万円(平均年齢:約37.4歳)です。
日本の情報通信・ISP業界の平均年収が約719万円(2025年版 Publickey調査)であることを踏まえると、IIJの年収水準は業界平均をやや上回る水準を維持しています。年収は2020年の698万円から着実に上昇してきており、2022年には過去最高の741万円を記録。2025年3月期は726万円と若干の調整があったものの、安定した高水準が続いています。
平均年収726万円の手取り額の目安
年収726万円の場合、社会保険料・所得税・住民税を差し引いた手取り額の目安は年間約510〜520万円(月手取り約43〜44万円)です。実際の手取り額は扶養家族の有無や各種控除によって変わります。
| 項目 | 金額目安 |
|---|---|
| 年収(税引前) | 726万円 |
| 月収換算(年収÷12) | 約60.5万円 |
| 年間手取り(目安) | 約510〜520万円 |
| 月間手取り(目安) | 約43〜44万円 |
手取り額目安(単身・標準的な控除で試算)
IIJの年収ランキング|同業他社との比較
IIJの平均年収が通信・ISP・クラウド業界の中でどの位置にあるのか、主要な同業他社と比較してみましょう。2025年版のデータをもとに、年収ランキング形式で整理しました。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 1位 | ソラコム | 約1,150万円 |
| 2位 | KDDI | 約1,018万円 |
| 3位 | ソフトバンク | 約849万円 |
| 4位 | IIJ(インターネットイニシアティブ) | 約726万円 |
| 5位 | さくらインターネット | 約701万円 |
| 6位 | GMOインターネットグループ | 約694万円 |
| 7位 | GMOペパボ | 約685万円 |
| 8位 | フリービット | 約684万円 |
通信・ISP・クラウド業界の平均年収比較(出典:Publickey「IT系上場企業の平均年収を業種別にみてみた 2025年版」)
IIJは通信・ISP業界の中でも上位4位に位置する高年収企業です。ソラコムやKDDIなど大手・スタートアップには及ばないものの、さくらインターネット・GMO系を上回る水準を維持しています。
注目すべき点は、IIJが「日本初の商用インターネット接続事業者」として1992年に創業した老舗ISPでありながら、ネットワーク・クラウド・セキュリティなどの成長領域に積極投資しており、年収水準が安定して高いことです。単純に通信インフラを提供するだけでなく、高い技術専門性を持つ人材が集まる企業として評価されています。
IIJの年代別の年収|20代・30代・40代・50代
IIJは役割・グレード制度(年功序列ではなく役割に応じた評価)を採用していますが、実際のキャリア進行に沿った年代別の年収目安は以下の通りです。
| 年代 | 平均年収(目安) | 年収レンジ |
|---|---|---|
| 25〜29歳 | 約499万円 | 450万円〜650万円 |
| 30〜34歳 | 約619万円 | 550万円〜850万円 |
| 35〜39歳 | 約714万円 | 650万円〜950万円 |
| 40〜44歳 | 約822万円 | 750万円〜1,200万円 |
| 45〜49歳 | 約734万円 | 700万円〜900万円 |
年代別の平均年収目安(出典:すべらない転職 口コミ・統計データより)
20代:アソシエイト〜プレイヤー|450万円〜650万円
IIJへの新卒・第二新卒入社は「アソシエイトプレイヤー」クラスからスタートします。25〜29歳の平均は約499万円と、日本の平均的な新卒初年収を大きく上回る水準です。給与はテーブル制で年1回の昇給があり、個人の業績評価と役割グレードの引き上げによって着実に上がっていきます。
注意したいのが、「思ったより早く昇給しない」という口コミも一定数あること。20代のうちは会社業績連動のボーナスが生涯年収の鍵を握るため、自分の目標達成度と評価スコアを意識しながらキャリアを積むことが重要です。
30代:中堅プレイヤー〜リーダー候補|550万円〜900万円
30代は「プレイヤー」から「リーダー(課長クラス)」への昇格が最大の年収分岐点です。30〜34歳の平均は約619万円、35〜39歳では約714万円と着実に上昇します。この時期に専門技術や案件マネジメント力を磨き、グレード昇格を勝ち取れるかどうかが、40代以降の年収に大きく影響します。
40代:リーダー〜部長クラス|750万円〜1,200万円
40代になるとリーダー職や管理職(部長クラス)への昇進が視野に入り、40〜44歳の平均は約822万円と全年代で最も高い水準になります。管理職に就いた場合は年収が900〜1,200万円台に到達するケースもあります。ただし45〜49歳の平均が734万円とやや下がっているのは、管理職昇進できなかった層が含まれているためと考えられます。
50代以上:管理職・スペシャリスト|900万円〜1,000万円超
50代で部長以上の管理職やテクニカルスペシャリスト職に就いている場合、年収は900万円を超えるケースが出てきます。IIJはネットワーク・セキュリティ分野において国内トップクラスの技術力を持つ企業のため、高い専門性を持つシニア人材は年収1,000万円超も現実的な水準です。
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IIJの役職別の年収
IIJでは「役割・グレード制度」を採用しており、年次ではなく担う役割の大きさに応じてグレードが設定されます。主な役職区分と推定年収は以下の通りです。
| 役職区分 | 在籍年次の目安 | 推定年収 |
|---|---|---|
| アソシエイトプレイヤー | 1〜3年目 | 450万円〜500万円 |
| プレイヤー | 4〜8年目 | 500万円〜650万円 |
| リーダー(課長クラス) | 9〜15年目 | 800万円〜900万円 |
| 部長クラス | 評価次第 | 900万円〜1,000万円 |
役職別推定年収(出典:よりそい転職・各種口コミサイトをもとに推計)
IIJの評価・昇進制度の仕組み
IIJの評価制度は「成果(業績)+プロセス(役割行動)」の両面評価を特徴としています。期初に個人目標を設定し、期末に達成度を8段階で評価する「目標管理制度(MBO)」を採用。
- 昇給:年1回(評価結果に連動)
- 賞与:年2回(全社業績+個人評価で決定)
- グレード昇格:年次・年齢不問で役割の大きさが判断基準
「評価制度に納得感がある」という口コミも多く、成果を可視化して積み上げることが昇給・昇進への最短ルートです。
IIJの職種別の年収
IIJでは職種によっても年収に差があります。大きく「IT系エンジニア」「営業系」「企画・事務・管理系」に分かれており、それぞれの平均年収は以下の通りです。
| 職種 | 平均年収(目安) | 平均年齢 |
|---|---|---|
| IT系エンジニア | 約636万円 | 34.9歳 |
| 営業系 | 約586万円 | 30.7歳 |
| 企画・事務・管理系 | 約468万円 | 27.5歳 |
職種別年収(出典:すべらない転職 口コミ・統計データより)
エンジニア・SE職|専門性が収入に直結
IIJにおいて最も年収が高い職種はIT系エンジニア(平均636万円)です。IIJはネットワーク・セキュリティ・クラウドの各分野で国内トップクラスの技術力を誇り、高い専門性を持つエンジニアには市場価値に見合った報酬が支払われる文化があります。
ただし、この数字は全エンジニア職の平均であり、シニアエンジニアやアーキテクトクラスでは年収800〜1,000万円台も珍しくありません。中途採用で即戦力として入社する場合、スキル・経験に応じた年収交渉が可能なケースもあります。
営業職|会社業績との連動が大きい
営業系の平均年収は約586万円です。IIJの法人向けITサービス営業は、高い技術知識が求められるコンサルティング型営業であり、年功序列的な要素と成果主義的な要素が組み合わさっています。ボーナスは全社業績と個人評価の両方が影響するため、会社の業績が好調な年は大きな恩恵を受けやすい構造です。
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IIJの年収体系|賞与・評価制度を解説
IIJの年収は「基本給+固定残業代+賞与(年2回)」で構成されています。毎月の給与には20時間分の固定残業代(みなし残業)が含まれており、20時間を超えた分は別途時間外手当として支給されます。
- 基本給:テーブル制。役割グレードに応じて設定(年1回昇給)
- 固定残業代:月20時間分を基本給に内包(超過分は別途支給)
- 賞与(ボーナス):年2回。全社業績+個人評価で決定。月給4〜6ヶ月分が目安
賞与(ボーナス)の仕組み
IIJのボーナスは年2回(夏・冬)支給されます。ベースとなる賞与額は全社業績によって決まり、そこに個人評価(8段階)が掛け合わさることで最終的な支給額が確定します。口コミでは「月給の2ヶ月分は保証されており、個人評価次第でそれ以上の上乗せがある」という声が見られます。
全社業績連動であるため、IIJの業績が好調な年はボーナスが増え、年収全体が底上げされます。実際に2020〜2022年にかけて業績拡大とともに平均年収も上昇してきた経緯があります。「会社の成長に自分の年収を乗せていける」という設計は、長期的なキャリアを考えるうえで魅力的なポイントです。
評価制度と昇給の考え方
IIJの昇給は年1回、個人評価と役割グレードの変更に連動して行われます。評価は成果(=業績)だけでなく、どのようなプロセスで取り組んだか(=役割行動)も加味される設計です。
- 目標管理制度(MBO):期初に個人目標を設定し、期末に8段階評価
- カフェテリアプラン(IIJセレクトベネフィット):毎年付与されるポイントで多様な福利厚生を利用可能
- 企業型確定拠出年金:老後資産の形成を会社がサポート
IIJの初任給・新卒1年目の年収
IIJの2025年4月入社の新卒初任給(月給)は公式サイトで以下の通り公開されています。
| 学歴 | 月給(初任給) | 年収換算(目安) |
|---|---|---|
| 修士修了(大学院卒) | 287,000円 | 約430〜480万円(ボーナス込み) |
| 大学卒(学部卒) | 256,667円 | 約380〜430万円(ボーナス込み) |
初任給(2025年4月実績、IIJ公式採用サイトより)
初任給に月給約20時間分の固定残業代が含まれていることを考慮しても、IT業界平均と比較して高水準の初任給といえます。入社後2〜3年でアソシエイトプレイヤーからプレイヤーへのグレード昇格を経ると、年収が着実に500〜600万円台に引き上げられます。
IIJへの転職難易度と年収アップのポイント
IIJへの転職は、IT業界全体を通じて「難易度が高い」部類に入ります。日本初の商用ISPとして長年業界をリードしてきた企業だけに、中途採用でも即戦力としての高い専門性が求められます。
ここで気をつけたいのが、「IIJに転職すれば自動的に年収が上がる」という思い込みです。IIJの平均年収726万円はあくまでも社員全体の平均値。中途入社の場合、前職の年収・スキルレベル・担当職種によって、初年度の年収は400万円台〜700万円台と幅があります。入社時の年収交渉をどう進めるかが、長期的な年収水準を左右します。
IIJへの転職で年収アップを実現するために
- ネットワーク・セキュリティの専門資格(CCNP、CISSP等)を保有していると有利。IIJが強みとする領域の即戦力として評価されやすい
- クラウド(AWS・Azure等)の実務経験が評価される。IIJはクラウド事業に注力しており、マルチクラウド対応の実績は加点ポイント
- 転職エージェントを活用して年収交渉を代行してもらう。自分では言い出しにくい年収交渉を、プロのエージェントが企業側と調整してくれるため、内定後の年収水準が変わることも多い
- 転職活動は在職中に行う。退職後に焦って転職活動をすると年収を妥協しがちに。IIJのような難易度の高い企業への転職は時間に余裕を持って進めるべき
もし今の年収に不満を持ちながら転職を検討しているなら、「IIJへの転職で年収が上がるか」を一人で悩むより、IT転職に強いエージェントに相談するほうが確実に前進できます。スキルの市場価値の客観的な評価から、面接対策・年収交渉まで一貫してサポートしてもらえます。
IIJへの転職におすすめの転職エージェント
IIJへの転職は高い専門性と選考対策が不可欠です。しかし、近年は中途採用を積極的に行っており、IT・ネットワーク・クラウド分野の即戦力人材には転職のチャンスが広がっています。年収アップを目指したIIJへの転職を成功させたいなら、IT転職に強い転職エージェントを活用することが最善の近道です。
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JACリクルートメント

| サービス名 | JACリクルートメント |
| 対象 | ミドル・ハイクラス転職(管理職・専門職・外資系) |
| 特徴 | 外資系・グローバル企業に強み。 年収600万〜1,500万円の求人を多数保有 |
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IIJに関するよくある質問
IIJ(インターネットイニシアティブ)の平均年収はいくら?
IIJのエンジニア・SE職の年収はいくら?
IIJの初任給(新卒)はいくら?
IIJで年収1,000万円は達成できますか?
IIJへの転職難易度はどれくらいですか?
※ 免責事項
本記事の情報は、IIJ(株式会社インターネットイニシアティブ)の有価証券報告書(2025年3月期)・各種転職口コミサイト・公開されているWebメディアの調査データをもとに作成しています。可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、情報の正確性・最新性を保証するものではありません。年収・待遇は個人の評価・部署・在籍時期によって大きく異なります。最終的な条件等は必ず公式採用ページや会社説明資料等をご確認ください。
参照・参考元
Publickey「IT系上場企業の平均年収を業種別にみてみた 2025年版」
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