この記事では、履歴書の「交通機関名」欄に何を書けばよいかを交通手段ごとに解説します。電車・バス・車・徒歩・自転車など状況別の記入例と、採用担当者が通勤情報から何を確認しているかも紹介します。
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履歴書の通勤欄に記入する「交通手段の名称」
「交通機関名」とは、自宅から職場まで通勤に使う交通手段の名称を指します。単に「電車」「バス」と書くのではなく、会社名と路線名を組み合わせた正式名称を記入するのが基本です。
例えば、JR東日本が運営する「山手線」は「JR山手線」、東京メトロが運営する「銀座線」は「東京メトロ銀座線」と書きます。路線名だけを記入してしまう方が多いですが、採用担当者は正式名称での記載を前提に確認を進めます。
| 交通手段 | 記入する内容 | 記入例 |
|---|---|---|
| 電車・地下鉄 | 会社名+路線名 | JR山手線 / 東京メトロ銀座線 |
| バス | 運営会社名 | 西鉄バス / 都営バス |
| 自動車 | 自家用車 | 自家用車 |
| 徒歩・自転車 | 手段をそのまま記入 | 徒歩 / 自転車 |
採用担当者がこの欄を見る3つの理由
採用担当者が交通機関名欄を確認するのは、記入漏れのチェックだけではありません。実際の選考では、以下の3点を判断するために使われています。
- 通勤の継続可能性:片道2時間超など通勤負荷が大きいと、入社後の離職リスクとして評価される
- 交通費の算出根拠:通勤手当を支給する企業では、記載された経路を元に支給額を計算する
- 記入内容の正確性:路線名や経路が実在するか、誇張や誤りがないかを確認している
この欄が雑な記入だと、細かい部分への配慮が欠けている印象を与えることもあります。他の応募者と条件が同程度のとき、書類の丁寧さが評価に影響することがあります。
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無料で履歴書・職務経歴書を作成する →【交通手段別】交通機関名の書き方と例文
電車・地下鉄で通勤する場合
電車・地下鉄で通勤する場合は、「運営会社名+路線名」をセットで記入します。「山手線」や「丸ノ内線」のような路線名だけでは不十分です。
- JR山手線
- 東京メトロ丸ノ内線
- 大阪メトロ御堂筋線
- 名鉄名古屋本線
- 阪急電鉄神戸線
- 山手線(会社名がなく正式名称ではない)
- 電車(路線名も会社名もなく経路が特定できない)
- 地下鉄(路線が多数存在するため情報として不十分)
バスで通勤する場合
バス通勤の場合は、運営会社名を記入します。バスには電車のような路線名がないため、会社名だけで問題ありません。
- 西鉄バス
- 名鉄バス
- 大阪シティバス
- 都営バス
車(自家用車)で通勤する場合
車で通勤する場合は「自家用車」と記入します。「車」だけでは略式な印象になることがあります。バイク通勤の場合は「オートバイ」または「バイク」と明記し、自家用車と区別します。
- 自家用車(自動車通勤の場合)
- オートバイ(バイク通勤の場合)
- 車(略式すぎる印象を与える)
- マイカー(口語的で履歴書には不適切)
徒歩・自転車で通勤する場合
徒歩・自転車の場合は、そのまま「徒歩」「自転車」と記入します。交通機関を使わないからといって欄を空白にするのはNGです。
履歴書のフォーマットによっては「交通機関」と「通勤時間」が一体になっている場合があります。その場合は「徒歩 0時間15分」のように、交通手段と所要時間を一行で記入します。
複数の交通機関を乗り継ぐ場合
乗り換えがある場合は、利用する交通機関をすべて「→」で区切って記入します。スペースが限られている場合は電車を優先して記入し、徒歩移動は省略しても問題ありません。
- 自転車 → JR中央線 → 東京メトロ東西線
- JR山手線 → 東京メトロ丸ノ内線
- 名鉄バス → JR東海道本線
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無料で履歴書・職務経歴書を作成する →通勤時間欄の書き方と3つのルール
ルール①:最短ルートのドア・トゥ・ドアで計算する
通勤時間は「自宅の玄関を出てから職場に到着するまで」の時間で計算します。電車の乗車時間だけでなく、自宅から最寄り駅までの移動時間、乗り換えの待ち時間、最寄り駅から職場までの徒歩時間もすべて含めた実際の所要時間を記入してください。
経路は最短ルートを選択します。Google マップやYahoo!乗換案内で「現在地→職場の住所」を検索すると、正確な所要時間を確認できます。
ルール②:5分単位で記載する
通勤時間は5分単位で記入するのがマナーです。「0時間40分」「1時間15分」のように記入し、「30〜40分」「約40分」のように幅を持たせたり曖昧にしたりする書き方は避けます。
42分かかる場合は40分、47分かかる場合は45分に整えます。乗換案内ツールで複数の経路を比較し、最短ルートの所要時間を5分単位に合わせて記入してください。
ルール③:路線名は正式名称で書く
略称は使わず正式名称を記入します。採用担当者が経路を確認する際に誤解が生じないよう、会社名と路線名を省略せずに書くことが求められます。
| 略称(NG) | 正式名称(OK) |
|---|---|
| 阪急 | 阪急電鉄神戸線(利用路線を明記) |
| メトロ | 東京メトロ銀座線 |
| 名鉄 | 名鉄名古屋本線 |
| 市バス | 大阪シティバス(正式社名を記入) |
やってしまいがちなNG記入と正しい書き方
交通機関名・通勤時間欄でよくある記入ミスをまとめました。どれも悪意のないミスですが、採用担当者の確認作業を増やしたり、雑な印象を与えたりする可能性があります。
| 状況 | NG記入例 | 正しい記入例 |
|---|---|---|
| 電車通勤 | 山手線 | JR山手線 |
| 通勤時間 | 約30分 / 30〜40分 | 0時間30分 |
| 車通勤 | 車 / マイカー | 自家用車 |
| 徒歩通勤 | (空白) | 徒歩 |
| 自転車通勤 | チャリ | 自転車 |
| バイク通勤 | バイク通勤 | オートバイ |
採用担当者が最も確認に困るのは、経路が特定できない曖昧な記入です。「電車」だけでは路線も会社も不明で、交通費の計算ができません。正式名称で丁寧に記入された書類は、それだけで仕事への向き合い方が伝わります。
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引越し予定がある場合
入社前に引越しを予定している場合は、引越し後の住所を基準にした通勤時間を記入します。現住所からの通勤時間をそのまま書くと、採用担当者が実態と異なる情報を元に判断してしまいます。
2026年○月○日以降、○○市へ転居予定。JR○○線利用で約0時間35分を見込んでいます。
転居先が確定していない場合は、その旨を添えて現住所からの通勤時間を記入します。採用面接でも同じ内容を説明できるよう、記入内容と実態を一致させておくことが前提です。
勤務地がまだ決まっていない場合
勤務地が複数ある企業や、配属先が未定の場合は、想定する勤務地を明示したうえで記入します。空欄にするより、想定条件を書き添えた方が誠実な印象を与えます。
○○支店勤務を想定した場合:JR○○線○○駅利用、約0時間45分
現時点で通勤時間が長くなる場合
片道2時間超など通勤時間が長い場合でも、正直に記入することを勧めます。記入を省略したり短く書いたりすることは、採用後のトラブルに直結します。
採用担当者が懸念するのは「長い通勤時間」そのものではなく「継続して通えるかどうか」です。転居を具体的に検討しているなら、「入社後に転居を検討中」と書類や面接で補足することで、継続勤務への意思が伝わります。
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交通機関名とは:まとめ
- 「交通機関名」とは通勤に使う交通手段の名称で、電車なら「会社名+路線名」が基本形
- 電車は「JR山手線」「東京メトロ銀座線」のように正式名称で記入する
- 車通勤は「自家用車」、徒歩・自転車はそのまま記入し、欄を空白にしない
- 通勤時間は最短ルートのドア・トゥ・ドアを5分単位で記入する
- 引越し予定・勤務地未定の場合は一言補足を添えて記入する
交通機関名欄は一見シンプルな記入欄ですが、採用担当者は通勤費・継続勤務・記入の丁寧さを同時に確認しています。正式名称での記入と5分単位の所要時間を押さえるだけで、書類としての完成度が大きく変わります。
交通機関名に関するよくある質問
交通機関名の欄に「なし」と書いてもいいですか?
乗り換えが多い場合はどこまで書けばいいですか?
交通機関名の欄を空欄にしても採用に影響しますか?
バイクで通勤する場合はどう書きますか?
通勤時間を少し短く書いても大丈夫ですか?
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