履歴書の大学の書き方|正式名称・中退・編入まで採用担当者視点で徹底解説

履歴書の大学の書き方|正式名称・中退・編入まで採用担当者視点で徹底解説

「大学名って略しても大丈夫?」「学部・学科まで全部書く必要ある?」——履歴書の大学欄を前に、そんな疑問で手が止まってしまう人は少なくありません。実は学歴欄の書き方ひとつで、採用担当者の第一印象が大きく変わります。この記事では、基本ルールからケース別の書き方、よくあるNG例まで採用担当者視点でわかりやすく解説します。

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  1. 履歴書の大学欄の基本的な書き方【5つのルール】
  2. 大学の種別・形態別の書き方ポイント
  3. ケース別|特殊な経歴がある場合の書き方
  4. 採用担当者が見ている!学歴欄でよくあるNG例
  5. スマホで最短3分!履歴書作成ツール【サクレキ】で今すぐ履歴書を作成
  6. まとめ
  7. 履歴書の大学の書き方に関するよくある質問
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履歴書の大学欄の基本的な書き方【5つのルール】

まず押さえておくべき基本ルールを5つに絞って紹介します。この5つを守るだけで、採用担当者に「きちんとした人だ」という印象を与えられます。

ルール1|1行目中央に「学歴」と書く

学歴欄の一番上の行(1行目)には、中央揃えで「学歴」とだけ書きます。いきなり「○○中学校 卒業」と書き始めるのはNGです。この「学歴」という見出しは省略せずに必ず記載してください。

👔 採用担当者はここを見ている
  • 「学歴」の見出しがないと、職歴との区別がつかず読みにくい
  • 書類を素早くスキャンする採用担当者にとって、見出しは「地図」の役割を果たす
  • 見出しを省略している応募者は「基本ルールを知らない人」と判断されやすい

ルール2|大学名・学部・学科は正式名称で書く

大学名・学部名・学科名はすべて略さず正式名称で書くのが鉄則です。「早大」「慶大」などの略称は使用禁止。また「文学部」のみで学科を省略するのもNGです。

NG(略称・省略)OK(正式名称)
早大 文学部早稲田大学 文学部 文学科
東大 法学部東京大学 法学部
○○大学 経済学部○○大学 経済学部 経済学科

ルール3|入学と卒業の両方を必ず記載する

「卒業」だけ書いて「入学」を省略するミスが多く見られます。入学年月と卒業年月の両方を1行ずつ記載するのが正しい書き方です。在籍期間が明確になり、採用担当者が経歴を確認しやすくなります。

✅ 正しい記載例

2020年4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
2024年3月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業

ルール4|在学中は「卒業見込み」と記載する

まだ在学中の場合は、卒業予定年月のあとに「卒業見込み」と書きます。「在学中」や「卒業予定」は不正確な表現として採用担当者に違和感を与えることがあるため、必ず「卒業見込み」を使いましょう。

ルール5|年号は西暦か和暦に統一する

西暦(2024年)と和暦(令和6年)のどちらを使っても問題ありませんが、履歴書全体で必ずどちらかに統一することが重要です。学歴欄は西暦で、職歴欄は和暦、という書き方は混乱を招くためNGです。

大学の種別・形態別の書き方ポイント

大学にはさまざまな種別・形態があり、それぞれ書き方に注意点があります。自分の大学の種別を確認して正しく記載しましょう。

国立大学・公立大学の書き方

国立大学・公立大学は、「国立」「公立」をつけず大学名のみを記載します。たとえば「国立東京大学」とは書かず、「東京大学」と書くのが正しい書き方です。「国立」は正式名称には含まれません。

種別NG例正しい書き方
国立大学国立東京大学 法学部東京大学 法学部
公立大学公立○○大学 工学部○○大学 工学部 ○○学科

私立大学の書き方(「私立」はつけない)

私立大学も同様に、「私立」は不要です。「私立早稲田大学」ではなく「早稲田大学」と書きます。大学名だけで国立・公立・私立の区別は明確なため、余分な修飾語は不要です。

短期大学の正式名称の書き方

短期大学は「短大」と略さず、「○○短期大学」と正式名称を記載します。学科名や専攻まで書くと採用担当者が学んだ内容を理解しやすくなります。卒業の場合は「卒業」、在学中は「卒業見込み」です。

通信制大学の書き方

通信制大学で学んだ場合は、大学名の後に「通信教育部 ○○学部 ○○学科」と記載します。通信制であることを隠す必要はなく、正直に書くことが大切です。通信制大学も正規の大学として認定されており、最終学歴は「大学卒業」になります。

✅ 通信制大学の記載例

2020年4月 ○○大学 通信教育部 ○○学部 ○○学科 入学
2024年3月 ○○大学 通信教育部 ○○学部 ○○学科 卒業

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ケース別|特殊な経歴がある場合の書き方

中退・休学・編入など、標準的でない経歴を持つ方は「どう書けばいいのか」と悩みがちです。結論から言えば、特殊な経歴はすべて正直に書くことが最善です。隠すとバレたときのリスクが大きく、採用担当者からの信頼を失います。各ケースの正しい書き方を確認しましょう。

大学を中退した場合

中退した場合は入学を記載した次の行に、退学した年月と「中途退学」と書きます。「退学」「中退」ではなく「中途退学」が正式な表記です。退学理由の記載は任意ですが、ポジティブな理由(起業・留学等)があれば括弧内に添えることで印象が変わります。

✅ 中退の正しい記載例

2020年4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
2022年3月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 中途退学(一身上の都合により)

❌ NG例

中退の事実を省略して卒業と記載する。経歴詐称とみなされ内定取り消しや解雇の原因になります。

休学・復学した場合

休学した場合は、入学の次に休学・復学の事実を記載します。休学は必ずしも書く義務はありませんが、卒業年度がズレる場合は休学の事実を書いておくほうがトラブルを防げます。採用担当者は入学年と卒業年のギャップに気づくため、説明なしだと「なぜ年数がかかったのか」と疑問を持たれます。

✅ 休学・復学の記載例

2019年4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
2021年4月 病気療養のため休学
2022年4月 復学
2024年3月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業

編入学・転入学した場合

編入や転入があった場合は、以前の学校と編入先の学校を両方記載します。「○年次編入学」と学年も明記すると経歴が明確になり採用担当者に伝わりやすくなります。

✅ 編入の記載例

2020年4月 ○○短期大学 ○○科 入学
2022年3月 ○○短期大学 ○○科 卒業
2022年4月 △△大学 ○○学部 ○○学科 3年次編入学
2024年3月 △△大学 ○○学部 ○○学科 卒業

留学した場合

大学在学中に留学した場合は、留学の事実を記載しておくとプラスに働くことが多いです。留学先の学校名・国・期間を記載します。なお、留学の記載は任意ですが、卒業が遅れた理由として説明できるため記載を推奨します。

✅ 留学の記載例

2020年4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
2022年9月 アメリカ ○○大学へ留学(2023年6月まで)
2024年3月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業

大学院(修士・博士)まで進学した場合

大学院は「入学」と「修了」の両方を記載します。大学院の場合は「卒業」ではなく「修了」が正式な表記です。在学中の場合は「修了見込み」と書きます。研究科・専攻まで正式名称で記載しましょう。

✅ 大学院の記載例

2024年4月 ○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 修士課程 入学
2026年3月 ○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 修士課程 修了見込み

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採用担当者が見ている!学歴欄でよくあるNG例

採用担当者が毎日大量の履歴書を見ていると、同じミスが繰り返されていることに気づきます。以下の3つのNGパターンは特に多く、「基本すら知らない」という印象を与えてしまうため要注意です。

NG①|大学名を略称で書く

❌ NG例

「早大 政経学部 政治学科 入学」
→「早稲田大学」と正式名称で書くこと。略称は丁寧さの欠如として評価される。

NG②|学部・学科を省略する

❌ NG例

「○○大学 卒業」
→学部・学科名が不明だと、何を専攻していたかが採用担当者に伝わらない。必ず「○○大学 ○○学部 ○○学科」まで書くこと。

NG③|西暦と和暦を混在させる

❌ NG例

「2020年4月 入学 / 令和6年3月 卒業見込み」
→西暦と和暦を混在させると読みにくく、不注意な印象を与える。履歴書全体で統一すること。

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まとめ

履歴書の大学欄の書き方まとめ

  • 1行目中央に「学歴」と書き、いきなり学校名を書き始めない
  • 大学名・学部・学科はすべて正式名称で記載(略称禁止)
  • 入学と卒業を1行ずつ記載し、在学中は「卒業見込み」を使う
  • 年号は西暦か和暦かで統一する
  • 中退・休学・編入などの特殊な経歴も正直に正しく記載する
  • 大学院は「卒業」ではなく「修了」が正しい表記

学歴欄は採用担当者が最初に目を通す重要な箇所です。基本ルールを守った丁寧な記載が、書類選考通過への第一歩になります。

履歴書の大学の書き方に関するよくある質問

履歴書の学歴欄はどこから(何年生から)書けばいいですか?

一般的には中学校卒業から書きます。義務教育(小学校・中学校)はすべて書くのが基本ですが、社会人・転職者の場合は中学校卒業から書き始めれば問題ありません。新卒の場合も中学校卒業から記載するのが一般的です。

大学を中退した場合、履歴書に書かないと問題ありますか?

問題があります。中退の事実を書かず卒業と記載すると経歴詐称になり、発覚した場合は内定取り消しや懲戒解雇の原因になります。「中途退学」と正直に記載し、必要であれば面接で退学理由を説明するほうが信頼性は高まります。

大学院の場合は「卒業」と「修了」どちらを書きますか?

大学院は「修了」と書きます。「卒業」は学部(4年制大学・短期大学など)に使う言葉で、大学院修士課程・博士課程を終えた場合は「修了」が正式な表記です。在学中の場合は「修了見込み」と記載してください。

履歴書の年号は西暦と和暦どちらが正しいですか?

どちらでも構いませんが、履歴書全体で統一することが重要です。企業から指定がある場合はそれに従ってください。一般的には西暦で統一するとわかりやすく、ミスが起きにくいためおすすめです。

私立大学の場合、「私立」と書く必要がありますか?

「私立」は書く必要がありません。私立大学・国立大学・公立大学のいずれも、大学名のみを正式名称で記載します。「私立〇〇大学」「国立△△大学」のように書くと冗長になるため、大学名だけで記載してください。