施工管理の転職エージェントおすすめ16選|後悔しない選び方と失敗回避の全知識

施工管理業界に強い転職エージェント10社比較一覧表

まずは、施工管理業界の転職に最もおすすめな転職エージェントをランキング形式で10社見てみましょう。

順位
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11
サービス名 ジョブリー建設 ロゴ ビルドジョブ ロゴ 建設転職ナビ ロゴ 建職バンク ロゴ RSG建設転職 ロゴ 建設キャリアプラス ロゴ 職人から施工管理エージェント ロゴ 建築転職 ロゴ 施工管理求人ナビ ロゴ 施工管理ドットキャリア ロゴ GKSキャリア ロゴ
総合評価
★★★★★
(5/5)
★★★★☆
(4/5)
★★★★☆
(4/5)
★★★☆☆
(3/5)
★★★★☆
(4/5)
★★★☆☆
(3/5)
★★★★☆
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★★★★☆
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★★★★☆
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★★★☆☆
(3/5)
★★★☆☆
(3/5)
求人数 44,000件以上 非公開 20,565件 13,134件 5,000件以上 非公開 非公開 12,636件 22,875件 1,231件 3,000件以上件
対応エリア 全国 全国 関東、関西など 関東中心 全国 全国(特に都市部) 全国 全国 全国 一都三県 全国
転職支援 あり あり あり あり あり あり あり あり あり あり あり
対応の速さ 速い 速い 速い 普通 速い 普通 普通 普通 遅い 遅い 普通
手厚さ 手厚い 手厚い 普通 普通 手厚い 普通 手厚い 普通 微妙 微妙 普通
詳細 詳細をみる 詳細をみる 詳細をみる 詳細をみる 詳細をみる 詳細をみる 詳細をみる 詳細をみる 詳細をみる 詳細をみる 詳細をみる
公式サイト 公式サイト
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(※1)2025年4月時点

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施工管理業界に強い転職エージェントおすすめ14選

ここでは、プロの視点で厳選した施工管理業界に強いおすすめの転職エージェントを14社紹介します。
各社の特徴や取扱求人数、職種、対応エリアなどもまとめているので、選ぶ際の参考にしてください。

転職エージェントは2〜3社の複数登録がおすすめ
・より多くの求人を比較
・相性の良い担当者を探す
・使いやすいサイトを探す

ジョブリー建設

ジョブリー建設のスクリーンショット

総合評価★5.0 / 5.0

ジョブリー建設のおすすめポイント
  • 施工管理転職におすすめの最強の転職エージェント!
  • 業界業界No.1の求人数を保有
    ┗累計求人数44,000件以上
  • 年収1,000万円求人などハイクラス転職に強みあり
  • 建設業界に精通したプロのアドバイザーが転職活動を全面バックアップ
運営会社株式会社レクリー
取扱求人数累計求人数44,000件以上
(2025年1月時点)
取り扱い職種建築施工管理、土木施工管理、建築設計、電気工事施工管理、
発注者支援業務・建設コンサルタントなど
対応エリア全国
公式サイトこちらをクリック

ジョブリー建設は、施工管理・建設業に特化した転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが、求職者にマッチした求人を提案してくれます。

大手企業を含めた多くのクライアントとの取引実績があり、業界No.1の44,000件以上の求人から探すことができます。
また、年収アップのハイクラス転職に強みを持ち、年収1,000万円以上の転職や、年収が120万円アップした転職事例が存在します。

5年後10年後も見据えたキャリアサポートで、転職先を提案してくれるので安心です。さらに、現職が忙しくて電話に出られない方には、LINEで気軽に相談できます。仕事の合間や移動中などのスキマ時間で転職活動を進められるのも魅力です。

平均年収 86.1万円アップ!

メリット

  • 施工管理に特化:業界知識が豊富なアドバイザーが在籍しているため、業界特有の事情や専門的な求人情報に詳しい
  • 年収アップ実績:転職成功者の平均年収アップ額が高いという実績を謳っています(平均68.1万円アップ)
  • 全国の求人に対応:地域を問わず、全国の建設業求人を取り扱っています。

デメリット

  • 希望条件とのミスマッチ: 紹介される求人が、必ずしも希望条件と完全に合致しないケースもあるようです。
【結論】ジョブリー建設を使うべき人
  • 現年収より高い給与を求めている方
  • 初めて転職する方
  • ワークライフバランスを見直したい方
  • 現職が忙しく、効率的に転職活動を進めたい方
  • 地方での転職を検討している方

ビルドジョブ

ビルドジョブのスクリーンショット
ビルドジョブの特徴
  • 転職支援実績20,000人以上
  • 内定獲得まで丁寧なサポート
  • 内定獲得率77%
運営会社株式会社MyVision
(マイビジョン)
取扱求人数非公開
取り扱い職種建築、土木、設備、電気、CADオペレーション
対応エリア全国
公式サイトhttps://build-job.jp

ビルドジョブは、建設業界に特化した転職支援・求人紹介サービスです。建設業界・施工管理のエキスパートが在籍し、累計20,000人以上の転職支援実績があります。

たとえば、
地場ゼネコンから大手サブコンに転職した方
ハウスメーカーから大手ゼネコンへ転職した方
海外案件へステップアップした方
などさまざまです。

また、書類作成や面接対策などの内定獲得のサポートが充実しており、内定獲得率は77%です。
建設業界の資格を活かして施工管理への転職を実現したい方は、ビルドジョブの利用をおすすめします。

建設転職ナビ

建設転職ナビのスクリーンショット
建設転職ナビ特徴
  • 求職者満足度98%(建設転職ナビ掲載)
  • 業界トップクラスの求人数
  • 転職活動に役立つ情報を配信
運営会社ヒューマンリソシア株式会社
取扱求人数20,565件(2025年1月時点)
取り扱い職種建築施工管理、土木施工管理、建築設計、土木設計、ビル設備管理、プロパティマネジャー、マンションフロントなど
対応エリア全国、一部海外
公式サイトhttps://kensetsutenshokunavi.jp

建設転職ナビは、業界トップクラスの求人数を誇る建設・不動産業界特化の転職エージェントです。2025年1月時点では、20,000件以上の求人を取り扱っています。

多くの求人から自分の条件にマッチする企業を見つけたい方におすすめです。また、求人の紹介だけでなく応募書類のアドバイスや面接対策、年収交渉まで、専任コンサルタントが転職活動をサポートします。

さらに、建設転職ナビの「転職必勝ガイド」では、転職活動に役立つ情報を発信しています。たとえば、履歴書や職務経歴書の書き方、転職ノウハウなどさまざまです。
転職活動の経験が少ない方や、多数の求人から企業を探したい方は利用してみてはいかがでしょうか。

建職バンク

建職バンクのスクリーンショット
建職バンクの特徴
  • 自分で求人を探して応募することも可能
  • 関東地方の電気系求人を多数掲載
  • 面談から内定まで平均26日
運営会社株式会社アーキベース
取扱求人数13,134件(2025年1月時点)
取り扱い職種施工管理、設備設計、設備管理、設計、職人・現場作業員、営業、ビルメンテナンス(ビルメン)、意匠設計、造園など
対応エリア全国
公式サイトhttps://kenshoku-bank.com

建職バンクは、建設業界に特化した転職支援サービスです。特に関東地方の電気系求人は業界トップクラスの求人数を誇ります。
建職バンクの強みは、スピーディな転職活動を可能にしてくれる点です。サイトに登録後、24時間以内にエージェントから連絡をもらえます。

さらに、「面談から内定まで平均26日」というスピーディな転職を実現させているのが特徴です。キャリアアドバイザーから求人を紹介してもらうだけでなく、豊富な求人の中から自分で企業を探して応募することもできます。
関東地方で電気系施工管理に就きたい方や、転職活動をスピーディに進めたい方におすすめです。

RSG建設転職

RSG建設転職のスクリーンショット
RSG建設転職の特徴
  • 収入UP率99.4%、平均1.2倍~1.5倍の年収UPの実績
  • 取引企業数2,000社以上
  • 充実の転職サポート
運営会社株式会社RSG
取扱求人数5,000件以上
(非公開求人を含める)
取り扱い職種金融不動産、建設コンサル、設計、施工管理、マンション管理、営業、ドローンオペレーターなど
対応エリア全国
公式サイトhttps://rsg-c.jp/

RSG建設転職は、収入アップが期待できる建設業界専門の転職エージェントです。RSG建設転職の利用者の収入UP率は99.4%平均1.2倍〜1.5倍の年収UPの実績があります。

求職者の収入UPを実現している要因は、取引企業数2,000社以上非公開求人を含む求人数5,000以上の強みでしょう。スーパー・大手・中堅、ハウスメーカー、設計事務所など幅広く対応しています。
特に、RSGオリジナル面接対策は、求職者から「自信がついた」と好評です。年収アップを目指している、面接が苦手という方におすすめです。

建設キャリアプラス

建設キャリアプラスのスクリーンショット
建設キャリアプラスの特徴
  • 電気系の求人に強い
  • 20代~40代の優良求人が多数
  • 日本最大級の建設業ネットワークを展開
運営会社ツクリンク株式会社
取扱求人数非公開
取り扱い職種建築施工管理、建築設計、土木施工管理、土木設計、
電気設備施工管理、電気設備設計、空調設備施工管理、
衛生設備施工管理、プラント施工管理など
対応エリア全国
公式サイトhttps://kensetsucareerplus.com/

建設キャリアプラスは、電気工事士や電気工事施工管理など、電気系職種に強い転職エージェントです。運営するツクリンク株式会社は、建設事業者96,000社とのネットワークを持ち、一般公開されていない求人など多数紹介しています。

特に20〜40代の優良求人が多いため、年収アップさせるチャンスです。また、建設業界に特化したアドバイザーが、履歴書の添削や面接対策まで一貫してサポートしてくれます。

20〜40代の求職者や電気系の施工管理に就きたい方におすすめです。

職人から施工管理エージェント

職人から施工管理エージェントのスクリーンショット
職人から施工管理エージェントの特徴
  • 職人・現場作業員専門
  • 取引企業数2,000社以上
  • 業界出身のアドバイザーがサポート
運営会社株式会社RSG
取扱求人数非公開
取り扱い職種建築施工管理技士、電気工事施工管理技士、土木施工管理技士、管工事施工管理技士、造園施工管理技士、建設機械施工管理技士、電気通信施工管理技士など
対応エリア全国
公式サイトhttps://rsg-c.jp/shokunin-sekokan/lp/

「職人から施工管理エージェント」は、施工管理を目指す職人・現場作業員専門の転職エージェントです。業界出身のエージェントが2,000社以上の取引企業から求職者にマッチした施工管理の求人を紹介してくれます。
実際に「職人から施工管理エージェント」を利用した方の事例では、
28歳土木作業員→国道舗装の施工管理に転職
26歳大工→新築学校公共工事の施工管理に転職
38歳防水・塗装職人→マンション大規模改修の施工管理に転職

といった実績があります。
また、フジテレビ「めざましテレビ」やテレビ東京「モヤさま」などのメディアで紹介された信頼度の高さも特徴です。施工管理を目指す職人や現場作業員の方は、利用してみてはいかがでしょうか。

建築転職

建築転職のスクリーンショット
建築転職の特徴
  • 施工管理の業務を熟知したコンサルタントが転職をサポート
  • 好条件の非公開求人多数
  • 大手企業を含むさまざまな企業とネットワークを持っている
運営会社株式会社トップリフォーム
取扱求人数12,636件(2025年1月時点)
取り扱い職種土木施工管理、建築施工管理、設備施工管理、電気施工管理、施工図・設計、工務・積算、CADオペレーター、営業など
対応エリア全国
公式サイトhttps://kenten.jp/

建築転職は、施工請負事業を展開する株式会社トップリフォームが運営する転職エージェントです。施工管理の業務を熟知した国家資格保有者のコンサルタントが、あなたの経歴やスキルに合った求人を紹介します。

また、さまざまな企業とのネットワークを持っているため、優良求人や非公開求人を多数紹介できるのが強みです。

具体的な仕事の進め方や社風など、一般の求人には掲載されていないリアルな情報を入手できます。

施工管理求人ナビ

施工管理求人ナビのスクリーンショット
施工管理求人ナビ特徴
  • 国内最大級の求人数20,000件以上
  • 収入アップ率1.2〜3.8倍
  • 施工管理専門のアドバイザーが転職サポート
運営会社株式会社ウィルオブ・コンストラクション
取扱求人数22,875件(2025年1月時点)
取り扱い職種建築施工管理技士、電気工事施工管理技士、土木施工管理技士、管工事施工管理技士、造園施工管理技士、建設機械施工管理技士、電気通信施工管理技士など
対応エリア全国、海外
公式サイトhttps://sekokan-navi.jp/

施工管理求人ナビは、施工管理技士に特化した転職エージェントです。求人数は20,000件以上と国内最大級の求人数を誇ります。

スーパーゼネコン・大手ゼネコンをはじめ、全国の施工管理の求人を掲載しています。たとえば、竹中工務店や清水建設、鴻池組といった大手企業との取引実績があることが強みです。

施工管理求人ナビが実施した満足度調査では、利用者の92%が給与が上がったと回答。収入アップ率は1.2〜3.8倍の実績があります。施工管理でキャリアアップを目指す方におすすめです。

施工管理ドットキャリア

施工管理ドットキャリアのスクリーンショット
施工管理ドットキャリアの特徴
  • 2,200社以上のネットワークがある
  • 人材派遣大手の日建トータルソーシングの社員となって現場に派遣
  • 資格取得のお祝い金などが充実
運営会社日研トータルソーシング株式会社
取扱求人数1,231件(2025年1月時点)
取り扱い職種建築施工管理、建築設計、建築施工図、建築CADオペレーター、土木施工管理、土木設計、土木CADオペレーター、電気設備施工管理、電気設備設計、電気設備施工図、電気設備CADオペレーター、空調設備施工管理、衛生設備施工管理、プラント施工管理、安全担当など
対応エリア全国
公式サイトhttps://sekou-kanri.careers/

「施工管理ドットキャリア」は、施工管理・現場監督などの建設業界に強い転職情報サイトです。一般的な転職サイトとは異なり、人材大手の日研トータルソーシングの正社員または契約社員として、直接現場に派遣されます。

大手企業を中心とした2,200社以上のネットワークを持っているため、さまざまな派遣先を用意しているのが特徴です。正社員で安定して働きながら、派遣のようにさまざまな現場を経験できる点がメリットといえます。

また、資格を取得した際のお祝い金交通費の支給社員寮の完備など福利厚生が充実している点も魅力です。

KSキャリア

KSキャリアのスクリーンショット
KSキャリアの特徴
  • 入社半年後の定着率92%
  • 一人ひとりの個性に合わせたサポート
  • 20代〜30代向けの求人が豊富
運営会社KSキャリア株式会社
取扱求人数非公開
取り扱い職種建築施工管理、土木施工管理、設計/CAD、積算/購買、品質管理/アフター
対応エリア全国
公式サイトhttps://ks-career.co.jp/construction/

KSキャリアは、東証プライム企業ケイアイスター不動産のグループ会社として、サービスを提供している転職エージェントです。求職者一人ひとりの個性に合わせた転職サポートを行います。

たとえば、「やりたいことが見つからない方」「自分の性格にマッチした転職をしたい方」などを1on1でサポートします。

また、内定率よりも定着率を重視している点も特徴です。入社半年後の定着率は92%で、長期的に安心して仕事を続けられる視点を大切にしています。
20代〜30代向けの求人が豊富なので、これから施工管理に挑戦したい方や経験を活かしたい方にもおすすめです。

セコカンNEXT

セコカンNEXTのスクリーンショット
セコカンNEXTの特徴
  • 日本全国の施工管理を中心に求人を紹介
  • キャリアアップ支援制度を用意
  • 福利厚生が充実している
運営会社株式会社ワールドコーポレーション
取扱求人数12,717件(2025年1月時点)
取り扱い職種施工管理、プラント、施工図・設計、CADオペレーターなど
対応エリア全国
公式サイトhttps://sekokan-next.worldcorp-jp.com/

セコカンNEXTは、日本全国の施工管理を紹介している転職・求人情報サイトです。20代〜60代まで幅広い年代の方にマッチした求人を掲載しています。

セコカンNEXTには、さまざまなキャリアアップ制度が用意されています。たとえば、経験年数に応じた研修、CADスクール、日建学院・総合資格学院の優待価格での利用などです。

また、施工管理や建築士などの資格合格者にはお祝い金が支給されるので、勉強のモチベーションも高まるでしょう。
さらに、運営会社の契約社員として働けば、健康診断や結婚祝い金、社宅制度などの福利厚生を利用できるのも特徴です。

施工管理ジョブ

施工管理ジョブのスクリーンショット
施工管理ジョブの特徴
  • 年間登録者数10,000人以上(2022年4月〜2023年3月実績)
  • 運営会社のトライトエンジニアリングに入社すれば資格取得支援を利用できる
  • 未経験からベテランまでさまざまな方に合った求人を用意
運営会社式会社トライトエンジニアリング
取扱求人数20,678件(2025年1月時点)
取り扱い職種建築施工管理、土木施工管理、設備施工管理、電気施工管理、
施工図・設計、CADオペレーター、プラント施工管理など
対応エリア全国
公式サイトhttps://sekoukanrijob.com/

施工管理ジョブは、現場監督・施工管理社専門の転職サイトです。年間10,000人以上が登録するサイトで、全国の施工管理の求人を探せます。

取引企業は大手から工務店と幅広くカバーし、多種多様な職種も取り扱っているので、自分に合った現場を見つけられるでしょう。

また、運営会社のトライトエンジニアリングに入社すれば、施工管理技士や消防設備士などの資格を取得できる制度を受けられます。合格者には昇給や資格の受験料、合格祝い金が支給されるのも魅力です。

施工管理の転職エージェント

施工管理の転職エージェントのスクリーンショット
施工管理の転職エージェントの特徴
  • 厳選した優良企業のみ紹介
  • 年収600万円以上の求人の紹介が可能
  • 内定獲得まで徹底サポート
運営会社株式会社学情
取扱求人数非公開
取り扱い職種建築施工管理技士、電気工事施工管理技士、土木施工管理技士、管工事施工管理技士、造園施工管理技士、建設機械施工管理技士、電気通信施工管理技士など
対応エリア全国
公式サイトhttps://re-katsu.jp/career/agent/sekokan/

施工管理の転職エージェントは、株式会社学情が運営する施工管理向けの転職エージェントです。東証プライム上場の学情が定めた判断基準により、労働環境や給与などから厳選して優良企業のみを紹介しています。

プロのキャリアアドバイザーが企業と条件交渉を行ってくれるので、年収600万円以上の高給与求人の紹介も可能です。

また、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、独自に調査した企業情報の提供など、内定獲得までしっかりサポートしてくれます。施工管理で好条件の求人を探したい方におすすめの転職エージェントです。

施工管理で働きたい人におすすめの総合型エージェント2選

ここでは、施工管理の求人を取り扱っているおすすめの総合型エージェントを2社ご紹介します。総合型エージェントの強みは、対応している業界が広く、求人数が圧倒的に多い点です。

「施工管理の求人を探しているけど、他の業界も一緒に見てみたい」という方は、総合型エージェントがおすすめです。

doda

dodaのスクリーンショット
dodaの特徴
  • 業界トップクラスの登録数と求人数
  • 診断ツールが充実
  • 地方の求人にも強い
運営会社パーソルキャリア株式会社
取扱求人数公開求人250,000件以上
(2025年1月時点)
取り扱い職種営業、企画・管理、事務、販売、コンサルタント・士業、
金融専門職、SE・インフラエンジニア・Webエンジニア、
機械・電気、建築・土木・不動産・プラント・設備、医療系専門職、クリエイティブ
対応エリア全国、海外
公式サイトhttps://doda.jp/

dodaは、累計会員数888万人以上を誇る総合型の転職エージェントサービスです。登録者の年代は20〜34歳の若手から中堅層が中心となっています。

dodaでは、業界や職種ごとに専任担当制を採用しています。各業界の採用動向を熟知したエキスパートが求職者の課題の整理や採用戦略の提案、実行、改善提案、フォローまで徹底サポート。転職活動が初めての方でも安心です。

また、dodaには自己分析を深める診断ツールが充実しています。たとえば、年収査定や自己PR発掘診断、転職タイプ診断などさまざまです。自己分析のやり方がわからないという方は、活用してみてはいかがでしょうか。

マイナビ転職

マイナビ転職のスクリーンショット
マイナビ転職の特徴
  • 若手・未経験者向け求人が豊富
  • 全国各地で転職フェアを実施している
  • 情報収集サービスが充実している
運営会社株式会社マイナビ
取扱求人数25,000件以上(2025年1月時点)
取り扱い職種営業系、ITエンジニア、WEB・インターネット・ゲーム、クリエイティブ関連職、
飲食・販売、建築土木関連職など
対応エリア全国、海外
公式サイトhttps://tenshoku.mynavi.jp/

マイナビ転職は日本最大級の総合型転職エージェントです。国内だけでなく海外の求人情報を掲載しており、約832万人の会員数を有しています。登録者数の約7割が35歳以下となっているため、若手から中堅層から高い支持を得ています。

また、マイナビ転職は全国各地で無料の転職フェアを実施しているのも特徴です。企業の採用担当者と直接話す機会があり、詳しい業務内容や実際の働き方について質問できます。

さらに、転職業界大手のマイナビ転職では、情報収集サービスが充実しています。施工管理の転職活動に役立つ情報も多いので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

【結論】施工管理業界の転職エージェントならジョブリー建設がおすすめ!

ジョブリー建設のスクリーンショット

施工管理業界で転職を考えているなら「ジョブリー建設」がおすすめです。ジョブリー建設は、建築業界でのマッチング実績が40,000件以上あります。

数ある転職エージェントの中でも、特に施工管理・建設業界に強いエージェントが多く在籍しています。

累計求人数は44,000件以上の業界トップクラスです。これまで多くの転職成功者を輩出してきたキャリアアドバイザーが、あなたの転職活動を徹底サポートします。

ジョブリー建設が多くの求職者に選ばれている理由は、以下の3つです。

選ばられる理由
  • 交渉力の高さ
  • 書類選考通過率の高さ
  • 内定獲得率の高さ

年収や資格手当、勤務時間の調整、勤務地の希望など、直接企業に伝えづらい希望もキャリアアドバイザーが代わりに交渉してくれます。

業界に関する深い知識と企業との強固な信頼関係を構築しているため、他社と比べても交渉力の高さに定評があります。

また、ジョブリー建設は企業との取引実績が豊富です。選考を通過するための情報を惜しみなく提供しているため、求職者の書類選考通過率や内定獲得率の高さが強みです。

「どの転職エージェントを選べばいいかわからない」という方は、まずはジョブリー建設に相談してみるとよいでしょう。

平均年収 86.1万円アップ!

施工管理業界の転職エージェントの選び方とチェックポイント

施工管理業界の転職エージェントの選び方とチェックポイント

施工管理業界の転職エージェントサービスは数多くあり、自分に合ったエージェントを見極めるのは簡単ではありません。ここでは、転職エージェントを選ぶ際に、チェックすべきポイントを6つ解説します。具体的には以下のとおりです。

  • 求人数は1万件以上あるか
  • 施工管理に特化した求人があるか
  • 履歴書添削や面接対策などのサポート体制が手厚いか
  • 対応エリアに居住地が含まれているか
  • 過去の転職実績や口コミが良いか
  • 複数のエージェント登録がおすすめ

求人数は1万件以上あるか

施工管理業界の転職エージェントを選ぶ際は、取り扱っている求人数の多さをみましょう。

転職エージェントによって保有求人数に差があるからです。求人数が多いほど、選択肢が広がり、自分に合った求人を見つけやすくなります。

また、求人数が多いということは、それだけ企業との取引実績が豊富であり、信頼できる可能性が高いです。

より自分の希望条件にマッチした求人から探したい方は、求人数が多い転職エージェントを選ぶのがおすすめです。

施工管理に特化した求人があるか

施工管理業界に転職を検討しているなら、「施工管理に特化した転職エージェント」を選びましょう。

幅広い職種を取り扱っているエージェントと比較して、施工管理の転職事情に精通したエージェントにサポートしてもらえるからです。

また、施工管理に特化している分、施工管理業界の企業との信頼関係も構築しています。そのため、一般的なエージェントでは見つけられない情報を得られる可能性も高いです。

施工管理業界で求人を探す場合は、施工管理に特化した転職エージェントを利用しましょう。

履歴書添削や面接対策などのサポート体制が手厚いか

転職エージェントがどこまで転職サポートしてくれるかも大切なポイントです。エージェントによってもサポートの範囲は異なります。

たとえば、転職エージェントでは以下のような転職支援を提供しています。

  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 対面やオンライン上での面接対策
  • キャリア相談
  • 企業とのスケジュール調整の代行
  • 給与や勤務地などの条件交渉

転職活動の経験が少ない方は、しっかりサポート体制を整えている転職エージェントを選ぶことが大切です。入社後のアフターフォローも行ってくれるエージェントなら、安心して利用できるでしょう。

対応エリアに居住地が含まれているか

対応エリアに、希望の勤務地が含まれているか確認することも欠かせません。施工管理業界の転職エージェントによっても、対応エリアが異なります。

地方在住の場合、全国対応のエージェントでも地域ごとに求人数のバラつきがあるため注意が必要です。

特に施工管理は出張や転勤が多いため、頻度やその有無も確認しておくと入社後のギャップがなくなります。

転職エージェントの公式サイトなどで、希望勤務地の求人を取り扱っているか確認しましょう。

過去の転職実績や口コミが良いか

利用者の転職実績や口コミをチェックするのも、転職エージェントを選ぶ参考になります。実際にそのエージェントを利用した方の声は、良い点と悪い点の両方から情報を得られます。

過去の転職実績は、転職エージェントの公式サイトに記載されていることが多いです。利用者の口コミは、「公式サイト」「SNS」「口コミサイト」「Google検索」などから見つけられます。

さまざまな口コミをチェックし、悪い意見が偏っている場合は利用を避けた方がよいでしょう。

複数のエージェント登録がおすすめ

施工管理業界での転職活動では、複数のエージェントに登録しておくのがおすすめです。各エージェントによっても、得意なエリアや求人数、サポート内容が異なります。

複数登録することで、転職エージェントごとの強みや相性がわかるようになり、自分に合ったエージェントを見極められます。

ただし、2〜3社程度に登録し、最終的には1〜2社に絞るようにしましょう。登録しすぎると、スケジュール調整が煩雑になるからです。

実績のあるキャリアアドバイザーを選び、理想のキャリアを実現させましょう。

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施工管理の転職を成功させるポイント

施工管理の転職を成功させるポイント

転職エージェントを利用して施工管理の転職を成功させるためには、以下の3点が大切です。

  • 相性の良いアドバイザーを選ぶ
  • 希望条件を明確に伝えて積極的にフィードバックを行う
  • 経歴やスキルは正直に記載する

それぞれ解説します。

相性の良いアドバイザーを選ぶ

転職エージェントを利用して転職活動する場合は、相性の良いアドバイザーを選ぶことが重要です。担当するアドバイザーも人間なので、相性の良し悪しは必ずあります。相性が悪いと感じたまま転職活動を進めてしまうと、後悔の残る結果になるかもしれません。

とはいえ、相性の良し悪しを判断するのは難しいです。転職エージェントとの相性を判断するためのチェックリストを以下に用意しました。










上記のチェックリストで当てはまる項目が多い場合は、キャリアアドバイザーを変更してもらうと良いでしょう。

希望条件を明確に伝えて積極的にフィードバックを行う

転職エージェントに希望条件を明確に伝えることは、理想の転職を実現するためには欠かせません。希望条件を明確に伝えなければ、自分の希望とは異なる求人を紹介されてしまいます。

また、求人紹介を受けた際には、積極的にフィードバックを行うことも大切です。たとえば、「この条件は合わない」「こういった点を優先したい」など具体的に伝えることで、より自分の条件とマッチした求人と出会えます。

そのため、転職エージェントには自分の希望条件を細かく伝え、自分に合った求人を紹介してもらうようにしましょう。

経歴やスキルは正直に記載する

転職エージェントを利用する際は、経歴やスキルを正直に伝えることが大切です。嘘の情報を伝えてしまうと、希望とは異なる求人を紹介されたり、的確なアドバイスをもらえなかったりするからです。

たとえば、「前職の退職理由は人間関係が原因なので、マイナス評価に繋がりそう」と評価を恐れて経歴を隠すケースも少なくありません。

上記のようなケースでも、転職エージェントが求職者と一緒に整理して考えていきます。希望に合った転職を実現するためにも、経歴やスキルは正直に伝えるようにしましょう。

施工管理の転職に関する基礎知識

ここでは、施工管理の転職で役立つ基礎知識を解説します。

施工管理の仕事内容

施工管理は、建設現場全体の指揮監督としての役割を担い、工事が計画通りに進むように管理する仕事です。工事が円滑に、安全に行われるように工事全体をまとめます。

具体的な仕事内容は以下の4つです。

工程管理

工程管理は、工期までに工事が完成するようにスケジュール管理する業務です。工事開始から完成までの各段階で、作業員の配置や必要な重機・資材の手配などを管理します。

建設現場では、天候や突発的なトラブルでスケジュール変更があるため、迅速に対応する能力が必要です。

品質管理

品質管理は、施工業者の作業内容を確認し、設計図や仕様書の品質を満たしているかチェックする業務です。管理する内容には、建物の強度や密度、手抜き工事の有無などが含まれます。品質管理の業務は、建物の信頼性や安全性につながるため、非常に重要な役割です。

安全管理

安全管理は、現場作業員の安全を確保し、事故や怪我を防ぐための業務です。安全に作業が行えるように、危険箇所の確認や安全教育などを行います。万が一事故が発生すれば、迅速な対応と報告が求められます。

原価管理

原価管理は工事にかかるコストを適切に管理する業務です。人件費や材料費、機材費などを見積もり、予算内におさまるように調整します。予算を管理しつつ、品質を保つためのバランスが必要です。

施工管理の分類や種類

施工管理は7種類に分けられます。それぞれ仕事内容や役割が異なるため、施工管理業界で転職を検討している方は理解しておきましょう。

建築施工管理技士

建築施工管理技士は、建築現場全体を指揮・管理する国家資格です。設計図通りに工事が進むように、工程管理や品質管理、安全管理、役所への各種申請なども行います。

また、工事に関わるさまざまな人とコミュニケーションを取ることも重要な役割です。そのため、高いコミュニケーション能力とリーダーシップが求められます。

電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士は、電気設備工事の管理を担う資格です。電気工事の計画作成や配電設備、通信設備などの設置・保守を行います。電気は現代人に欠かせないインフラであるため、電気工事施工管理技士は重要な仕事です。

土木施工管理技士

土木施工管理技士は、道路や鉄道、トンネル、橋梁などの公共インフラ設備を管理する資格です。工事の進捗や現場の安全管理、品質管理、計画立案などを行います。公共事業を含む大きなプロジェクトを任される機会も多く、重要かつやりがいのあるポジションです。

管工事施工管理技士

管工事施工管理技士は、建物内の配管工事を管理する資格です。ビルや住宅、工場などの環境を維持するために、設計、施工、保守を行います。建物の利用者が快適に過ごせるように、配管ミスが発生しない精密な計画を立てる必要があります。

造園施工管理技士

造園施工管理技士は、住宅の庭園や公園、緑地の整備や維持管理を担う資格です。工事計画の立案や安全確保、資材やコストの管理などを行います。地球温暖化への対策として、国も緑化に力を入れており、工事に携わる造園施工管理技士への需要も高まっています。

建設機械施工管理技士

建設機械施工管理技士は、建設現場で使用する大型機械の運用と管理を行う資格です。パワーショベルやブルドーザーなどの機械を使う工事では欠かせません。

建設機械による工事の進捗確認や安全かつ迅速に工事を進めるための計画と調整を行います。大規模の現場では建設機械が必要な場合が多いため、他の施工管理と比べて需要も高いです。

電気通信施工管理技士

電気通信施工管理技士は、インターネット回線や電話回線などの通信設備の工事を管理する資格です。具体的には、携帯電話の基地局やインターネットのデータセンターなどさまざまな現場での工事を監督します。
電気通信施工管理技士は、2019年に新しくできた資格です。現代社会において通信インフラは不可欠であり、今後も需要が伸びていくと予想されています。

施工管理の平均年収

施工管理の平均年収は、400万円〜600万円です。国税庁が公表している「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、日本全体の平均年収は460万円となっています。

施工管理の経験が浅い人は、年収300万円台の方もいます。一方で年収800万円以上稼いでいる方も少なくありません。

勤務する会社や経験年数、保有資格などによりますが、施工管理の平均年収は比較的高いといえます。

施工管理で高収入を目指す方は、「資格取得」や「経験年数を積む」ことに力を入れるとよいでしょう。

出典:令和5年分 民間給与実態統計調査|民間給与実態統計調査結果の概要

施工管理の転職理由

施工管理に特化した公的データはありませんが、さまざまな求職者を見てきた中で多かった転職理由を4つ紹介します。施工管理の主な退職理由を参考にし、次のキャリア選びに役立てください。

労働条件への不満

施工管理業界に限らず建設業は、労働条件への不満で退職する方は多いです。

労働条件とは具体的に、

  • 休日が少ない
  • 休日出勤が多い
  • 長時間労働が辛い
  • 通勤時間が長い
  • 残業が多い

などが挙げられます。「お金は稼げるけど使う時間がない」という声もあります。

労働条件が悪い施工管理で働くと、ワークライフバランスが乱れて生活の質も著しく低下するでしょう。このような理由から、より働きやすい環境への転職を考える方が多くいます。

給与への不満

仕事内容・業務量と給与が見合っていないと感じることで、退職を決意するケースも多いです。資格手当や昇給制度が十分でない企業の場合、スキルを正当に評価してくれないと感じます。

そのため、給与アップを目指して、待遇の良い職場へ転職を検討する方が多い傾向にあります。

人間関係の悪化

職場の人間関係の悪化もよく見られる転職理由のひとつです。施工管理の仕事は、さまざまな年代や性格、価値観の方と一緒に仕事をします。

また、現場ごとに違うメンバーや環境で働くため、コミュニケーションの行き違いが原因でトラブルになることも珍しくありません。特に若い世代の施工管理に多い転職理由です。

キャリアアップが見込めない

現在の職場でキャリアアップが見込めないと感じることで、転職するケースです。会社によっては、資格手当がなかったり昇給が少なかったりと、評価制度が整っていない場合があります。

自身の成果や成長が正当に評価されない会社では、仕事に対するモチベーションも低下します。そのため、キャリアアップの機会を求めて、評価制度が整った職場へ転職を検討する方も多いです。

施工管理の転職で有利になる資格

施工管理の転職で有利になる資格

施工管理の転職で有利になる資格は、以下の7つです。

  • 建築士
  • 建築設備士
  • 施工管理技士
  • 電気工事士
  • 電気主任技術者
  • 建設業経理士・建設業経理事務士
  • 建築CAD検定試験

それぞれ解説します。

建築士

建築法に基づき、建築物の設計、施工、工事監理を行うために必要な国家資格です。建築士には以下の3種類があります。資格によっても、携われる建物の用途や規模が異なります。

設計できる建造物の用途、規模、構造免許の交付元
一級建築士すべての建造物の設計が可能国土交通大臣
二級建築士階数3以下かつ高さ16mなどの一定の条件あり(例:一般住宅や小規模店舗)都道府県知事
木造建築士延べ面積が300m2以内、かつ2階以下の木造建築物など一定の条件あり都道府県知事

一級建築士はすべての用途・規模・構造の設計に携われる資格です。難関資格としても知られており、令和6年実施の試験では、3,010人の合格者がおり、合格率は8.8%となっています。

そのため、一級建築士の資格を取得すれば、施工管理業界で引く手あまたとなり、大幅な収入アップを目指せるでしょう。

出典:国土交通省|令和6年一級建築士試験「設計製図の試験」の合格者を決定~3,010人の合格者、26.6%の合格率~

建築設備士

建築設備士は、建物の空調や換気、給排水、電気設備などの設計や施工に関する国家資格です。建築士に対して、建築設備の設計・工事監理に関するアドバイスを行えます。

技術の進歩によって建築設備の高度化や複雑化が進んでおり、転職市場で評価が高まっている資格のひとつです。

建築設備士資格を受験するには、一定の学歴や実務経験が必要になります。たとえば、大学卒業+実務経験2年以上、高等学校卒業+実務経験6年などです。

令和6年実施の第一次・第二次試験の総合合格率は21.5%でした。例年15〜20%前後となっており、比較的難易度の高い資格といえます。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター|1. 過去5年間の建築設備士試験データ

施工管理技士

施工管理技士は建設工事の現場で、工程管理・品質管理・安全管理・原価管理の業務に必要となる国家資格です。

施工管理技士は以下の7種類に分かれ、それぞれ1級と2級があります。

  • 建築施工管理技士
  • 電気工事施工管理技士
  • 土木施工管理技士
  • 管工事施工管理技士
  • 造園施工管理技士
  • 建設機械施工管理技士
  • 電気通信施工管理技士

施工管理の仕事に就きたい場合は、施工管理技士の取得がおすすめです。施工管理技士の資格がなくても働けますが、取得すると施工管理の転職市場でかなり有利になります。

電気工事士

電気工事士は、電気設備の工事や保守に関する国家資格です。「電気工事士法」の定めにより、電気工事士として働くためにはこの資格が必要となります。専門性の高さから施工管理の転職市場でも評価される資格です。

電気工事士には入門編である「第二種電気工事士」と、上位資格である「第一種電気工事士」の2種類があります。受験資格はありません。

第二種電気工事士の合格率は60%程度なので、誰でも挑戦しやすい資格といえるでしょう。

出典:一般財団法人 電気技術者試験センター|第二種電気工事士試験の試験結果

電気主任技術者

電気主任技術者は、電気設備の保安や監督、点検などの業務を行うために必要となる資格です。電気工事士が電気設備の工事を行う資格であるのに対し、電気主任技術者は電気設備の保安を行います。

電気主任技術者の資格は、入門編の「第三種」からはじまり「第二種」「第一種」と難易度が上がります。他の電気系資格と比べると難易度が高く、施工管理業界の転職で有利になりやすい資格です。

令和6年度の電気三種上期試験の合格率は16.0%でした。出題範囲が広いため、計画的に勉強しなければ合格できない試験です。

出典:一般財団法人 電気技術者試験センター|第三種電気主任技術者試験の試験結果

建設業経理士・建設業経理事務士

建設業経理士・建設業経理事務士は、建設業界における会計や経理に携わる際に必要となる資格です。1級・2級が「建設業経理士」、3級と4級が「建設業経理事務士」と呼ばれています。

施工管理では直接関係ないように思えますが、原価管理や予算管理で役立ちます。特に建設業経理士は公共工事入札時の評価対象となっており、資格取得で転職に有利になる場合があるでしょう。

受験資格はなく、4級の合格率は79.1%です。(令和6年3月10日実施)

簿記の知識を身につけてから勉強を始めたほうが理解しやすいため、まずは日商簿記の資格取得を目指すことをおすすめします。

出典:一般財団法人 建設業振興基金建設業経理検定|過去の実施状況

建築CAD検定試験

建築CAD検定試験は、建築図面を描けるCADスキルを証明する資格です。施工管理には、設計図面を施工図へ変換する業務があります。CADスキルを持っていれば、この業務の効率が向上するでしょう。

建築CAD検定試験には、准1級、2級、3級、4級があり、それぞれ受験資格はありません。2023年度の合格率は以下のとおりです。

資格合格率
準1級7.1%
2級58.3%
3級69.7%
4級91.3%

1級以外は比較的難易度が低いため、未経験者でも挑戦しやすい資格です。施工管理の転職活動を有利に進めたい方は、受験して損はないでしょう。

施工管理の転職エージェントを利用するメリット

施工管理の転職エージェントを利用するメリット

転職エージェントを利用するメリットは以下の4つです。

  • 施工管理に特化した求人を紹介してくれる
  • 履歴書の書き方指導や面接練習もしてくれる
  • 収入や労働条件の交渉を行ってくれる
  • スケジュール調整を行ってくれる

それぞれ解説します。

施工管理に特化した求人を紹介してくれる

施工管理の転職エージェントを利用する大きなメリットは、施工管理に特化した求人を紹介してくれることです。

まず、転職エージェントに登録すると、施工管理業界に精通する担当者との面談があります。希望条件を伝えることで、自分に合った求人を紹介してくれるのが転職エージェントの特徴です。

また、施工管理の転職エージェントは、一般的な転職エージェントよりも施工管理業界の企業と信頼関係を築いています。そのため、非公開求人や高待遇求人を紹介してもらえる可能性も高いです。

施工管理の転職エージェントを利用することで、自分で求人を探すよりも効率的に転職活動を進められるでしょう。

履歴書の書き方指導や面接練習もしてくれる

転職エージェントは、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策も行います。施工管理の転職事情に詳しいエージェントから、自己PRのまとめ方や志望動機の伝え方など、情報を過不足なく伝えてくれます。

また、応募先企業の情報をもとに面接対策を行ってくれるため、しっかり対策した状態で本番に臨むことが可能です。

書類作成や面接が苦手な方にとっては、転職エージェントを利用する大きなメリットといえるでしょう。

収入や労働条件の交渉を行ってくれる

給与や労働条件など、求職者が企業に直接伝えにくい条件を代わりに交渉してくれるのも、エージェントを利用するメリットです。

求職者が企業に給与交渉を行う場合、「いくらが相場かわからない」というケースもあります。しかし施工管理の転職エージェントは、求人の給与形態や年収相場などを熟知しているため、納得できる条件を引き出しやすいです。

求職者が自分では伝えづらい条件を代わりに交渉してくれるのは、エージェントを利用するメリットといえます。

スケジュール調整を行ってくれる

転職エージェントは、面倒なスケジュール調整を代行してくれる点もメリットです。転職活動では、求人への応募や面接日程の調整、書類提出の締め切りなど、スケジュール管理が必要となります。

特に現職で働いている方は、企業とのやり取りを仕事の合間などでしなければなりません。日中なかなか連絡がとれず、「転職活動が思うように進まない」ということもあるでしょう。
転職エージェントを利用すれば、こうした煩雑なスケジュール調整を代行してくれるため、効率よく転職活動を進められます。

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施工管理の転職エージェントを利用する際の注意点

施工管理の転職エージェントを利用する際の注意点

施工管理の転職エージェントを利用するメリットは多いですが、注意点もあります。具体的には以下の3つです。

  • 担当者との相性が悪いとスムーズな転職活動ができない
  • 自分のペースで転職活動ができないケースがある
  • エージェントからの連絡がしつこいことがある

担当者との相性が悪いとスムーズな転職活動ができない

施工管理の転職エージェントを利用する際、担当者との相性が悪いとスムーズな転職活動が難しくなります。相性とは具体的に、「求職者の話を聞かない」「レスポンスが遅い」「接し方が悪い」などです。

たとえば、求職者の希望条件を聞かない担当者であれば、条件に合わない求人を紹介されたり、的外れなアドバイスをされたりします。このような担当者に任せると、後悔の残る転職活動になりかねません。

相性が悪いと感じた場合は、担当者を変更してもらうことをおすすめします。中には、直接言いづらい方もいらっしゃるかもしれません。転職エージェントによっては、専用窓口も用意されています。

自分のペースで転職活動ができないケースがある

転職エージェントを利用すると、連絡や内定を急かされて、自分のペースで転職活動ができない可能性があります。十分に検討せずに転職先を決めてしまうと、後悔しやすいので注意が必要です。

エージェントが連絡や内定を急かす理由はいくつかあります。

  • 企業が早急に返事を求めている
  • 応募先が人気で採用枠が少ない
  • 担当者にノルマがあるから

自分のペースで転職活動を進めたい場合は、その旨を伝えることも大切です。それでも転職を急かしてくる場合は、担当者の変更も検討してみてください。

エージェントからの連絡がしつこいことがある

転職エージェントの担当者によっては、連絡が頻繁にくることがあります。求人の紹介や転職活動の進捗状況の確認、スケジュールの確認など、基本的に転職活動に必要な連絡です。

特に複数社の転職エージェントを利用する場合は、立て続けにメールや電話がくるため注意が必要です。

あまりに連絡がしつこいと感じた場合は、連絡の頻度や手段をあらかじめ担当者に伝えておくとよいでしょう。

「メールのみで連絡を希望」「夕方以降の連絡は控えてほしい」などを伝えることで、エージェントからの連絡を調整できます。

まとめ

本記事では、施工管理業界の転職エージェントを14社と総合型エージェント2社をご紹介しました。

転職エージェントを利用すれば、一般では出会えない求人を紹介してもらえたり、選考に通過するサポートを受けられたりします。

1人では大変な転職活動も、施工管理の転職事情に詳しいエージェントがサポートしてくれるので安心です。

施工管理の転職を成功させるためにも、ぜひ本記事で紹介した転職エージェントを参考にしてください。

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施工管理の転職に関するよくある質問

ここでは、施工管理の転職でよくある質問に答えていきます。転職活動で疑問や不安がある方は、ぜひ参考にしてください。

施工管理の転職はきつい?
施工管理の転職はきついと言われることがあります。きついと言われる主な理由は以下のとおりです。

・現在抱えているプロジェクトが終わるまで転職活動ができない
・年齢が高いと採用されにくいと感じる
・業界特有の人間関係や文化から適応が難しく感じる

施工管理の転職がきついと感じる場合は、施工管理に特化した転職エージェントを利用することをおすすめします。施工管理業界の企業とのパイプを持つエージェントのサポートを受けることで、効率的かつ効果的な転職活動が可能です。
施工管理への転職は未経験でも可能?
はい、未経験からでも挑戦できます。

たしかに、建築・土木などの現場作業員をまとめながら、工事を予定通り進める専門性の高さが求められます。しかし、「未経験歓迎」の求人も多いです。働きながら資格取得も目指せるため、未経験からでも施工管理への転職はできます。
施工管理から異業種への転職は出来る?
はい、可能です。

施工管理で培った、工程管理やリーダーシップ、コミュニケーション能力は異業種でも活かせます。
未経験から転職する場合は、転職先で役立つ資格を取得しておくのもおすすめです。また、その業界に精通している転職エージェントを利用すれば、的確なアドバイスやサポートをしてもらえます。
施工管理の転職で年収アップを狙うには?
施工管理の転職で年収アップを狙う方法は、転職エージェントの利用です。

転職エージェントは企業と年収交渉を行ってくれます。自分から給与の話はなかなか言いづらいですが、業界の転職事情に詳しいエージェントが交渉することで、年収アップが期待できます。そのため、施工管理の転職で年収アップを狙う場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
施工管理の転職エージェントは無料で利用できる?
施工管理の転職エージェントは、無料で利用できます。

ごく稀に有料プランを用意している場合があるため、注意が必要です。ほとんどの転職エージェントは、求人紹介から履歴書の添削、面接対策などすべてのサービスを無料で利用できます。
施工管理の面接で気をつけるべきことは?
面接で最も気をつけるべき点は、「第一印象」です。第一印象の良し悪しが合否に影響するといっても過言ではありません。

第一印象で気をつけるべき点は以下の3つです。

身だしなみが整える
・表情や姿勢を意識する
・ハキハキと大きな声で話す

いくら経歴が素晴らしくても、第一印象が悪いと判断されれば、面接で落とされる可能性もあります。
施工管理の転職が”やめとけ”と言われる理由は?
施工管理への転職は”やめとけ“と言われる理由は、過酷な労働環境が原因の一つです。

施工管理は長時間労働や休日出勤が多い傾向にあります。さらに、業務量や仕事内容に給与が見合わないケースも少なくありません。

このような理由から、施工管理への転職はやめたほうがいいと言われます。施工管理に転職する際は勤務時間や休日日数、残業の有無などの条件面を確認し、後悔の残らないようにしましょう。