マルハニチロの年収は768万円|年代・役職・職種別に徹底解説

マルハニチロ株式会社
Maruha Nichiro Corporation(現:Umios株式会社)

平均年収
768万円
2025年3月期
平均年齢
41.4歳
2025年3月期
月間残業時間
約17.4時間
口コミ調査ベース
有給取得率
76.0%
2024年度実績
従業員数(単体)
約1,689名
2025年4月時点
設立
2014年4月
合併による設立

マルハニチロの平均年収は768万円

マルハニチロ株式会社(2025年3月にUmios株式会社へ社名変更)の2025年3月期の有価証券報告書によると、平均年収は768万円(平均年齢:41.4歳)です。日本の給与所得者全体の平均年収が約460万円(国税庁「民間給与実態統計調査」)であることを考えると、マルハニチロの年収水準は全体平均の約1.7倍と高い水準にあります。

直近5年の平均年収推移を見ると、2021年3月期の696万円から2025年3月期の768万円へと約72万円の上昇を記録しています。業績好調を背景に、着実に年収が上がり続けている企業と言えるでしょう。

平均年収768万円の手取り額の目安

平均年収768万円から所得税・住民税・社会保険料を差し引くと、年間の手取りは約567万円、月々の手取りは約47万円が目安です。

目次 閉じる

  1. マルハニチロ株式会社Maruha Nichiro Corporation(現:Umios株式会社)
  2. マルハニチロの平均年収は768万円
  3. マルハニチロの年収ランキング|食品メーカーとの比較
  4. マルハニチロの年代別の年収|20代・30代・40代・50代
  5. マルハニチロの役職別の年収
  6. マルハニチロの職種別の年収
  7. マルハニチロの年収は低い?食品業界での実態
  8. マルハニチロのボーナス・賞与制度|年間約6ヶ月分
  9. マルハニチロの福利厚生と働きやすさ
  10. マルハニチロの年収が高い理由
  11. マルハニチロ(Umios)への社名変更と今後
  12. マルハニチロへの転職におすすめの転職エージェント
  13. マルハニチロの年収に関するよくある質問
目次へ

マルハニチロの年収ランキング|食品メーカーとの比較

マルハニチロの年収が食品メーカーの中でどの位置にあるのか、大手他社と比較してみましょう。各社の有価証券報告書(2025年3月期)をもとにランキング形式で整理しました。

順位企業名平均年収平均年齢
1位味の素約1,037万円44.3歳
2位明治ホールディングス約910万円42.7歳
3位日清食品ホールディングス約881万円
4位日本ハム約861万円
5位ニッスイ約836万円
6位キッコーマン約789万円
7位マルハニチロ約768万円41.4歳

大手食品メーカー 平均年収比較(出典:各社有価証券報告書 2025年3月期)

マルハニチロの平均年収768万円は、食品メーカー大手7社の中では7位という結果になりました。1位の味の素(約1,037万円)とは約269万円の差がありますが、日本の全上場企業の平均年収(約630万円前後)と比べると約138万円高い水準です。

「食品業界は年収が低い」というイメージを持つ方も多いですが、マルハニチロの768万円は決して低い数字ではありません。特に水産・農林業界に限定すると上場11社中2位の水準であり、同じ水産大手のニッスイ(約836万円)に次ぐポジションです。

マルハニチロの年代別の年収|20代・30代・40代・50代

マルハニチロは年功序列の要素が比較的強い給与制度を採用しており、勤続年数と役職の上昇に伴って着実に年収が上がっていきます。口コミ情報や転職サイトのデータをもとに、年代別の推定年収を整理しました。

年齢推定年収(目安)年収レンジ
25歳約450〜500万円400万円〜550万円
30歳約550〜600万円500万円〜700万円
35歳約750〜800万円650万円〜850万円
40歳約850〜900万円750万円〜1,000万円
45歳約1,000万円以上900万円〜1,100万円
50歳約1,100万円以上1,000万円〜1,200万円

年代別の推定年収(出典:各種転職口コミサイト・転職エージェントデータより算出)

20代:入社〜若手期|400万円〜600万円

新卒入社後の20代前半は年収400万円〜500万円台からスタートします。20代後半になると残業手当やボーナスの評価が安定し始め、25歳時点で約450〜500万円が目安です。日本の20代の平均年収が約350万円であることを考えると、20代のうちから高い水準と言えます。

30代:主任・係長クラス|550万円〜800万円

30代は主任や係長への昇格が見えてくる時期です。30歳時点で約550〜600万円、35歳では約750〜800万円まで上昇します。30代後半で主任に昇格すると年収600万円台後半に乗り、ボーナスの評価が高ければ700万円を超えるケースも出てきます。「ここから先、本当に年収が上がるのか」と不安になる年代ですが、マルハニチロでは30代半ばから一気に年収カーブが上がるのが特徴です。

40代:課長・課長代理クラス|850万円〜1,000万円

40代になると課長代理〜課長への昇格が進み、40歳時点で約850〜900万円が平均的な水準です。課長に就任すれば年収900万円台に乗り、評価次第では1,000万円の大台を突破する社員も出てきます。管理職手当が加わるため、ベース給だけでなく手当面でも年収を押し上げるのがこの年代の特徴です。

50代:部長・本部長クラス|1,000万円〜1,200万円以上

50代で部長クラスに昇格すると、年収は1,000万円を超え、1,100万円以上も十分に視野に入ります。本部長・執行役員クラスになれば1,200万円を超える水準です。マルハニチロは年功序列型の傾向があるため、長期勤続によるキャリアの積み上げが年収に反映されやすい企業と言えます。

マルハニチロの役職別の年収

マルハニチロでは、役職によって年収が大きく変わります。総合職としての一般的なキャリアパスに沿った役職別の年収目安は以下の通りです。

役職到達目安年収レンジ
一般社員(役職なし)入社1〜10年目400万円〜550万円
主任入社11〜15年目600万円〜700万円
課長代理入社16〜20年目750万円〜850万円
課長入社20年目以降850万円〜950万円
部長1,000万円以上

役職別年収(出典:転職口コミサイト・エージェントデータより算出)

マルハニチロは年功序列色が強く、役職への昇格には一定の勤続年数が必要とされています。「飛び級」のようなスピード昇進は少なく、着実にキャリアを積み上げていくスタイルです。一方で、勤続年数を重ねれば確実に昇給・昇格が見込める安定感があり、「急に年収が上がらない代わりに、下がるリスクも少ない」のがマルハニチロの年収構造の特徴です。

昇格制度と評価の仕組み

マルハニチロの人事評価は「業績評価」と「能力評価」の2軸で行われます。半期ごとに目標設定と振り返りが実施され、結果がボーナスの支給額や昇格判定に反映されます。

  • 業績評価:期初に設定した目標の達成度を上司が評価(ボーナスに直結)
  • 能力評価:職務遂行能力・リーダーシップ・専門性などを総合的に判断(昇格に影響)
  • 昇格試験:課長代理以上への昇格時には論文試験や面接が課される場合がある

口コミでは「評価の透明性は年々改善されている」との声がある一方、「成果を出しても昇格スピードに大きな差が出にくい」との意見もあります。実力主義を求めるタイプの方にとっては物足りなさを感じる可能性がありますが、着実に年収を積み上げたい方にはフィットする制度設計です。

マルハニチロの職種別の年収

マルハニチロでは、職種ごとの年収差も無視できないポイントです。大きく「総合職」と「エリア職」に分かれており、採用区分によって年収の天井が異なります。

職種・区分平均年収(目安)年収レンジ
総合職(全体)約768万円560万円〜1,040万円
管理系(人事・経理等)約654万円500万円〜900万円
事務系約603万円400万円〜800万円
開発・研究職約588万円450万円〜800万円
営業職約545万円400万円〜750万円
製造・工場職約487万円350万円〜650万円

職種別年収(出典:各種口コミサイトの投稿データをもとに算出)

総合職とエリア職の年収差

マルハニチロの年収を語る上で見落とせないのが、「総合職」と「エリア職」の違いです。総合職は全国転勤あり・幹部候補として採用され、有価証券報告書の平均年収768万円はほぼ総合職のデータです。

  • 総合職:全国転勤あり。年収レンジは560万円〜1,040万円と幅広く、管理職への昇格で1,000万円超が可能
  • エリア職:勤務地限定。年収レンジは380万円〜740万円程度。昇格に天井があるため、総合職との年収差は年齢とともに広がる

転職を検討する際は、「総合職として入社できるかどうか」が年収を左右する最大のポイントになります。ただし、エリア職でも転勤なしで安定した収入を得られるため、ワークライフバランスを優先する方にはエリア職も十分に魅力的な選択肢です。

マルハニチロの年収は低い?食品業界での実態

「マルハニチロ 年収 低い」と検索する方が一定数いますが、結論から言えばマルハニチロの年収は「低くない」が正解です。

たしかに、味の素(1,037万円)や明治HD(910万円)といった食品業界トップクラスの企業と比べると見劣りするのは事実です。しかし、比較の基準を変えると景色が変わります。

マルハニチロの年収が「低くない」根拠
  • 日本の全給与所得者の平均年収(約460万円)の約1.7倍
  • 水産・農林業界の上場企業11社中2位の年収水準
  • 食品業界全体の平均年収(約564万円)を約204万円上回る
  • 直近5年で約72万円の年収上昇を実現(696万→768万)

「年収が低い」と感じる方の多くは、味の素やサントリーといった食品業界の中でも突出した高年収企業と比較しているケースがほとんどです。業界全体で見れば、マルハニチロの768万円は十分に上位の水準であり、しかも右肩上がりで推移している点を見逃すべきではありません。

マルハニチロのボーナス・賞与制度|年間約6ヶ月分

マルハニチロのボーナスは7月と12月の年2回支給されます。平均支給月数は約6ヶ月分とされており、食品業界の中でもトップクラスの水準です。

項目内容
支給回数年2回(7月・12月)
平均支給月数約6ヶ月分
推定ボーナス額約95万円〜250万円(年間合計)
業績連動あり(会社業績+個人評価で変動)

ボーナスの金額は「会社全体の業績」と「個人の評価」の両方で決まります。マルハニチロは近年増収増益基調が続いているため、ボーナスの支給水準も上昇傾向にあります。「基本給はそこまで高くないが、ボーナスで大きく稼げる」という口コミが多く、年収に占めるボーナスの割合が大きいのが特徴です。

初任給・新卒1年目の年収目安

マルハニチロの2026年入社の初任給は以下の通りです。

学歴月額初任給想定年収(1年目)
大卒(総合職)約261,000円約350万円〜400万円
修士卒(総合職)約271,000円約370万円〜420万円

2026年入社の初任給(出典:マルハニチロ新卒採用情報)

新卒1年目の年収は約350万円〜420万円が目安です。食品業界の初任給としては平均的〜やや高めの水準ですが、入社後の昇給ペースが速いため、3〜5年で年収450万円〜500万円台に到達するケースが多く見られます。

マルハニチロの福利厚生と働きやすさ

マルハニチロは「年収だけでは見えない」充実した福利厚生も大きな魅力です。実質的な可処分所得を底上げする制度が整っています。

マルハニチロの主な福利厚生
  • 住宅手当・社宅制度:独身寮あり。転勤者には借上社宅制度を適用(自己負担は家賃の1〜2割程度との口コミあり)
  • 有給休暇取得率:76.0%と高水準(年間5日の計画休暇制度あり)
  • 男性育休取得率:79.2%と業界内でも高い水準
  • 残業時間:月平均約17.4時間(部署により差あり)
  • その他:従業員持株会、財形貯蓄、退職金制度、カフェテリアプランなど

特に住宅手当(社宅制度)の充実度は口コミでも高く評価されています。総合職で転勤が発生した場合の借上社宅は自己負担が非常に少なく、実質的に月数万円〜10万円程度の住居費補助を受けているのと同等の効果があります。年収の数字以上に「手元に残るお金」が多い点は、転職先を比較する際に見落とされがちですが重要なポイントです。

マルハニチロの年収が高い理由

マルハニチロの年収が食品業界の中でも高い水準を維持している背景には、3つの大きな要因があります。

① 水産から加工食品まで一貫したバリューチェーン

マルハニチロは漁業・養殖から加工・流通・販売まで「川上から川下」を一貫して手がけるビジネスモデルを持っています。中間マージンを抑え、利益率を確保できる事業構造が安定した高年収を支える基盤となっています。グループ連結の売上高は1兆円規模に達しており、日本の水産・食品業界では最大級の企業グループです。

② 冷凍食品・業務用食品の市場拡大

冷凍食品市場の拡大は、マルハニチロにとって強力な追い風です。共働き世帯や単身世帯の増加、時短ニーズの高まりにより冷凍食品の国内市場は右肩上がりで成長しています。マルハニチロは冷凍食品でトップクラスのシェアを持ち、この成長市場での収益が社員への賞与や昇給の原資となっています。

③ ボーナス約6ヶ月分の高い賞与水準

マルハニチロの平均年収768万円のうち、ボーナスが占める割合が非常に大きいのが特徴です。年間約6ヶ月分という賞与水準は、食品業界の平均(3〜4ヶ月分程度)を大きく上回ります。近年の増収増益基調がボーナスの底上げに直結しており、これが平均年収の上昇トレンドにも反映されています。

マルハニチロ(Umios)への社名変更と今後

マルハニチロ株式会社は2025年3月1日に「Umios株式会社(ウミオス)」へ社名変更しました。「Umi(海)」と「Os(ラテン語で骨・源泉の意)」を組み合わせた造語で、海を起点とした食の未来を切り拓くという意志が込められています。

社名変更に伴う給与制度・年収への直接的な影響は現時点では発表されていません。ただし、社名変更に合わせて「グローバル成長戦略」を推進する方針を打ち出しており、海外事業の拡大に伴う処遇の改善や、グローバル人材への報酬水準の引き上げが今後進む可能性があります。転職を検討する方にとっては、この変革期に入社することで成長の恩恵を受けやすい環境とも言えるでしょう。

マルハニチロへの転職におすすめの転職エージェント

マルハニチロ(Umios)のような大手食品メーカーへの転職は、非公開求人を多く保有する転職エージェントの活用が効果的です。ここまで読んで「自分のキャリアでマルハニチロに転職できるのか」「今の年収と比べてどうなのか」と気になった方は、まず転職エージェントに相談してみるのが最初の一歩です。

マルハニチロの年収に関するよくある質問

マルハニチロの平均年収はいくら?

2025年3月期の有価証券報告書によると、マルハニチロの平均年収は768万円(平均年齢:41.4歳)です。日本の給与所得者全体の平均年収(約460万円)と比較すると約1.7倍の水準であり、食品業界の中でも高い年収水準です。直近5年で約72万円上昇しており、右肩上がりの傾向が続いています。

マルハニチロの年収は食品業界で低い?

マルハニチロの年収768万円は、味の素(約1,037万円)や明治HD(約910万円)と比べると低く見えますが、食品業界全体の平均(約564万円)より約204万円高い水準です。水産・農林業界の上場11社中では2位にランクインしており、業界の中では十分に上位の年収と言えます。

マルハニチロのボーナスは何ヶ月分?

マルハニチロのボーナスは7月と12月の年2回支給で、平均支給月数は約6ヶ月分とされています。食品業界の平均(3〜4ヶ月分程度)を大きく上回る水準で、会社業績と個人評価の両方で支給額が変動します。近年は増収増益基調のため、ボーナス水準も上昇傾向にあります。

マルハニチロの課長の年収はいくら?

マルハニチロの課長の年収は約850万円〜950万円が目安です。課長への昇格は入社20年目以降が一般的で、課長代理(750万円〜850万円)を経て到達するのが標準的なキャリアパスです。部長クラスに昇格すると年収1,000万円を超えます。

マルハニチロはUmiosに社名変更した?

はい、マルハニチロ株式会社は2025年3月1日に「Umios株式会社(ウミオス)」へ社名変更しました。「Umi(海)」と「Os(ラテン語で骨・源泉の意)」を組み合わせた造語です。社名変更に伴う給与制度・年収への直接的な変更は現時点では発表されていませんが、グローバル成長戦略の推進に伴い、今後処遇の改善が進む可能性があります。

※ 免責事項

本記事の情報は、マルハニチロ株式会社(現Umios株式会社)の有価証券報告書、各種転職口コミサイト(OpenWork・エン カイシャの評判等)、転職エージェントの独自調査データ(2025〜2026年時点)をもとに作成しています。可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、情報の正確性・最新性を保証するものではありません。年収・待遇は個人の評価・部署・在籍時期によって大きく異なります。本記事の内容はあくまで参考情報としてご利用ください。最終的な条件等は必ず公式採用ページや会社説明資料等をご確認ください。

参照・参考元

マルハニチロ株式会社(Umios株式会社) 企業情報

タレントスクエア「マルハニチロの年収は平均768万円!役職別給与も解説」

よりそい転職「マルハニチロの年収はどれくらい?平均年収・役職別・年代別に徹底解説」

国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」