Bank of Japan
日本銀行の平均年収は869万円
日本銀行の平均年収は869万円(平均年齢43.7歳)です。
【参照:日本銀行「日本銀行の役職員の報酬・給与等について」(2024年度)】
このうち賞与の平均は253万円となっており、安定した高収入が特徴です。日本銀行は毎年この資料を公開しており、透明性の高い給与体系を維持しています。
過去数年の推移を見ると、平均年収は800万円台後半から900万円弱で安定推移しており、2024年度には近年最高水準の869万円を記録しています。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2024年度 | 869万円 | 43.7歳 |
| 2023年度 | 847万円 | 43.3歳 |
| 2022年度 | 814万円 | 43.4歳 |
| 2021年度 | 815万円 | 43.4歳 |
| 2020年度 | 822万円 | 43.3歳 |
| 2019年度 | 829万円 | 43.3歳 |
| 2018年度 | 823万円 | 43.5歳 |
日本銀行の平均年収・平均年齢推移(出所:日本銀行公式資料)
平均年収869万円の手取り額の目安
日本銀行の平均年収869万円(44歳想定)の場合、所得税・住民税・社会保険料などを差し引いた年間の手取り額は約637万円、月額では約53万円となります。【国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公開情報をもとに試算】
家族構成や扶養状況によって若干の差はありますが、生活水準を十分に保てる水準といえます。一般的な会社員の平均手取りと比較しても、非常に高い水準です。
日本銀行の年収が低いと言われる理由|メガバンクとの比較ランキング
「日本銀行 年収 低い」と検索されることがありますが、その理由は日本銀行の業務の特殊性にあります。日本銀行は利益追求型の企業ではなく、金融システムの安定を使命とする中央銀行です。そのため、同規模の民間金融機関と単純比較すると、年収水準がやや控えめに見えることがあります。
しかし実際には、日本銀行の年収は金融業界全体でも十分に高い水準です。以下の年収ランキングをご覧ください。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 日本政策投資銀行 | 1,135万円 | 25年3月期決算 |
| 2位 | 三菱UFJ信託銀行 | 951万円 | 25年3月期決算 |
| 3位 | 日本政策金融公庫 | 894万円 | 25年3月期決算 |
| 4位 | 三井住友銀行 | 892万円 | 25年3月期決算 |
| 5位 | 日本銀行 | 869万円 | 公式発表資料 |
| 6位 | 三菱UFJ銀行 | 856万円 | 25年3月期決算 |
| 7位 | みずほ銀行 | 823万円 | 25年3月期決算 |
| 8位 | 商工中金 | 820万円 | 25年3月期決算 |
| 9位 | 千葉銀行 | 795万円 | 25年3月期決算 |
| 10位 | 三井住友信託銀行 | 752万円 | 25年3月期決算 |
| 11位 | りそな銀行 | 727万円 | 25年3月期決算 |
金融機関における平均年収の比較(出所:各社公式情報)
日本銀行は金融業界の年収ランキングで5位に位置しており、メガバンク(三菱UFJ・みずほ・三井住友)と比較しても遜色ない水準です。日本政策投資銀行には劣りますが、一般的な銀行員の年収と比較して明らかに高いと言えます。
また、日本銀行の給与は税金ではなく、日本銀行の経済活動(利息収入など)で生み出される利益から支払われています。景気変動の影響を受けにくく、安定した経営基盤のもとで高水準の年収が維持されています。
日本銀行の職種別年収|総合職・特定職・一般職
日本銀行の職種は大きく「総合職」「特定職」「一般職」の3種類に分類されます。職種によって業務内容・転勤範囲・年収水準が異なります。
総合職の年収
総合職は日本銀行の中核を担うポジションで、金融政策の立案・国際業務・調査研究など高度な業務を担います。総合職であれば40歳程度で年収1,300万円程度に到達し、企画役級に昇進すると1,500〜1,700万円程度まで年収が到達します。全国への転勤を伴いますが、その分高い年収が期待できます。
特定職の年収
特定職は「業務分野特定タイプ」と「専門分野特定タイプ(法律・SE)」に分かれます。特定職・一般職の平均年収は602.6万円で、転勤範囲が限定されているため、そのトレードオフとして年収は総合職よりやや低くなります。日本銀行 SEの年収も特定職(専門分野特定タイプ)に分類されます。
一般職の年収
一般職は事務系業務が中心で、転勤が原則なく、特定の拠点で勤務します。一般職の平均年収は特定職と合わせて602.6万円が目安です。20代は500万円台からスタートしますが、年次が上がるにつれて着実に昇給します。口コミによると、一般職は「仕事量に見合った給与をもらっている」と感じる社員が多いようです。
| 職種 | 平均年収目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 総合職 | 全国平均869万円以上 | 全国転勤あり・幹部候補 |
| 特定職 (業務分野特定) | 602.6万円 (合算平均) | 転勤範囲限定・業務特化 |
| 特定職 (専門分野・SE等) | 602.6万円 (合算平均) | IT・法律等の専門職 |
| 一般職 | 602.6万円 (合算平均) | 転勤なし・事務系中心 |
日本銀行の職種別年収目安(出所:日本銀行公式資料をもとに作成)
日本銀行の役職別年収|非管理職級・企画役級・参事役級
日本銀行の総合職の役職は「非管理職級(担当職)」→「企画役級」→「参事役級」→「役員クラス」という流れで昇進します。45歳程度で企画役級に昇進するのが一般的です。役職が上がるごとに年収が大きく伸びるのが特徴です。
| 役職 | 平均年齢 | 平均年収 | 年収レンジ |
|---|---|---|---|
| 非管理職級 (担当職) | 41.7歳 | 655万円 | 312〜1,198万円 |
| 企画役級 | 48.0歳 | 1,439万円 | 922〜1,840万円 |
| 参事役級 | 51.6歳 | 1,821万円 | 1,260〜2,067万円 |
日本銀行の役職別年収(出所:日本銀行「役職員の報酬・給与等について」)
上記を見ると、企画役級で年収1,500万円前後、参事役級で1,800万円超も十分に射程圏内であることがわかります。
管理職・役員クラスの年収
日本銀行の管理職(年俸制適用者)全体の平均年収は1,611万円(平均年齢48.9歳・2024年度)です。さらに上位役職の年収は以下の通りです。
| 役職 | 年収目安 |
|---|---|
| 管理職(年俸制)全体平均 | 1,611万円 |
| 支店長クラス | 1,500〜2,000万円程度 |
| 理事クラス | 1,500〜2,500万円程度 |
| 日銀総裁 | 3,828万円 |
日本銀行の管理職・役員クラス年収(出所:日本銀行公式資料)
日本銀行総裁の年収は3,828万円と、日本の公的機関トップクラスの水準です。副総裁・理事クラスになると1,500〜2,500万円程度となっています。
日本銀行の年代別年収|20代・30代・40代・50代
新卒で日本銀行に入社し、その後も順調に昇進した場合の年代別年収(賞与・残業代を含む)の推移は以下の通りです。昇進スピードや評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考値としてご覧ください。
| 年齢 | 年収目安 |
|---|---|
| 25歳 | 500〜550万円 |
| 30歳 | 650〜700万円 |
| 35歳 | 800〜850万円 |
| 40歳 | 1,000万円程度 |
| 45歳 | 1,100万円以上(評価次第) |
| 50歳 | 1,200万円以上(評価次第) |
日本銀行の年代別年収イメージ(出所:日本銀行公式資料をもとに作成)
20代の年収:500〜700万円
入社直後の20代は年収500〜550万円台からスタートします。口コミでは「2年目に急に上がる」という声もあり、入行後すぐに昇給が見込めます。年功序列の色合いが強いため、20代は我慢の時期と捉える社員も多いですが、30代以降に大きく伸びる土台がこの時期に形成されます。
30代の年収:650〜850万円
30代になると年収が急増し、30歳で650〜700万円、35歳で800〜850万円程度が目安です。転職口コミサイトのデータでも30〜34歳の平均年収は661万円、35〜39歳で666万円(管理職に就いていない場合)となっています。
40代の年収:1,000万円以上
総合職の場合、40歳前後で年収1,000万円の大台を超えるのが標準的です。転職口コミサイトでも40〜44歳の平均年収は856万円(特定職・一般職含む)、最高年収は1,500万円というデータがあります。企画役級への昇進が年収の大幅アップにつながります。
50代の年収:1,200万円以上
50代では参事役級やそれ以上の役職に就く社員が増え、年収1,200万円以上が目安となります。評価次第では1,500万円〜2,000万円超も十分に狙えます。長期的に安定してキャリアを積める環境が整っています。
日本銀行の初任給・新卒1年目の年収
日本銀行の初任給は、学歴・職種によって異なります。残業代や賞与は別途支給されるため、1年目から安定した収入が期待できます。
| 職種 | 院卒 | 大卒 | 短大卒 |
|---|---|---|---|
| 総合職 | 275,000円 | 255,000円 | 205,000円 |
| 特定職 | 257,000円 | 242,000円 | 205,000円 |
| 一般職 | 247,000円 | 227,000円 | 205,000円 |
日本銀行の初任給(2025年4月入社実績)(出所:日本銀行採用募集要項)
上記の初任給に加え、残業代・賞与(年2回、ただし1年目は年1回)が支給されます。新卒1年目の想定年収は300万円台後半〜400万円台前半となるケースが多く、2年目以降から大きく上昇します。
日本銀行の年収が高い理由
日本銀行の年収水準が高い背景には、以下の4つの理由があります。
①中央銀行としての社会的責任と高い専門性
日本銀行は日本で唯一の中央銀行として、金融政策・決済システムの運営・国際業務など極めて高い社会的責任を担っています。職員には高度な専門知識と分析力が要求されるため、その専門性と責任の重さが年収に直結しています。
②安定した経営基盤と独自の収益構造
日本銀行の職員給与は利息収入などによる利益から支払われており、税金によるものではありません。景気変動の影響を受けにくい安定した経営基盤があるため、長期的に高水準の年収を維持できる環境が整っています。
③昇進による大幅な年収アップ
役職ごとに明確な年収レンジが設定されており、企画役級・参事役級への昇進で年収が一気に1,500万〜1,800万円台まで跳ね上がります。このような昇進制度がモチベーション維持とキャリアアップ意欲の向上につながっています。
④金融業界内での高い競争力
日本銀行の年収は、メガバンクと並ぶ金融業界トップクラスの水準です。優秀な人材を確保・維持するため、業界内での競争力を維持した給与水準を設定しています。成長機会やキャリアパスの広がりも魅力で、転職市場でも高い人気を誇ります。
日本銀行の賞与・昇給制度・評価基準
日本銀行の年収体系は「基本給+残業代+賞与(年2回)」で構成されています。
- 賞与:年2回(1年目は年1回)、基本給の4〜5ヶ月分が支給されます。平均年収869万円のうち、賞与平均は253万円です。
- 評価制度:期初に設定した目標の達成度を中間・期末に評価する目標管理制度を導入。上長からの評価が賞与額に反映されます。
- 昇給:年1回。業績・貢献度・職務遂行能力など多角的な評価基準で判断されます。
- 年収推移:過去7年間(2018〜2024年度)で年収は800万円台を安定して維持し、2024年度は過去最高水準の869万円を達成しています。
口コミによると「10年目前後まではほぼ横一線で昇進」「官公庁と同じ予算主義のため、賞与でよい評価を受けられる人数に上限がある」という声もあります。年功序列の色合いが強いものの、努力次第で早期昇給も可能です。
日本銀行の残業時間と福利厚生
残業時間|月平均8.4時間と業界最短水準
日本銀行は公式に年間平均残業時間を公開しています。2024年度の月間平均残業時間は全職員で8.4時間、総合職でも16.4時間と短い水準です。また、月間時間外労働が60時間以上の職員数は0人と、ワークライフバランスが非常に良いことがわかります。
| 職種 | 月間平均残業時間 |
|---|---|
| 全職員 | 8.4時間 |
| 総合職 | 16.4時間 |
| 特定職 | 14.0時間 |
| 一般職 | 4.3時間 |
日本銀行の月間平均残業時間(出所:日本銀行公式)
勤務時間は原則として8時50分〜17時20分(実働7.5時間)で、部署によってはフレックスタイム制も導入されています。高い年収と短い残業時間を兼ね備えたコストパフォーマンスの高い職場といえます。
福利厚生|住宅・健康・余暇まで充実
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 独身寮・社宅 | 転勤を伴うコース(総合職・特定職<業務分野特定タイプ>)で入居要件を満たした場合に利用可能。家賃負担を大幅に軽減できる。 |
| 福利厚生パッケージプラン | 旅行・レジャー・自己啓発・介護・育児などのサービスを会員価格で利用可能。 |
| 健康管理 | 定期健康診断、健康相談、人間ドック受診補助など、健康をサポートするプランを完備。 |
| サークル活動 | 野球・サッカーなどの運動部、茶道・華道などの文化部が活動中。 |
特に独身寮・社宅による住宅コストの削減は大きなメリットです。東京都内で勤務しながら家賃負担を抑えられるため、実質的な手取り収入はさらに増えます。口コミでも「福利厚生が充実しており、健康管理や住まいのサポートなど生活面での安心感が大きい」という声が多く見られます。
日本銀行の転職難易度と中途採用
日本銀行は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりから転職市場でも非常に高い人気があります。近年では中途採用を積極的に行っており、20代・第二新卒での転職実績も増加中です。
ただし採用大学は東京大学・慶應義塾大学・早稲田大学・一橋大学などの難関大学が中心であり、求められる専門性・学歴基準は高い水準です。選考では以下の4点が重視されます。
- 業務内容の理解度・適正:金融政策・決済業務・国際業務など幅広い業務領域への深い理解
- コミュニケーション能力:論理的かつ分かりやすい説明力、関係各所との調整力
- 実績・経験の再現性:過去の成果だけでなく、課題解決プロセスや再現可能なスキル
- 価値観のマッチ度:日本銀行のミッションへの共感と自身のキャリアビジョンの一致
中途採用で日本銀行に転職する場合の年収レンジは、役職や経験により幅がありますが、前職の年収からアップするケースが多いとされています。正しい選考対策を行えば十分にチャンスがあります。
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参照・参考元





