きんでんの年収は888万円｜役職別・年代別の推移と1000万超えの条件を徹底解説

きんでんの平均年収は888万円

株式会社きんでんの平均年収は888万円です。平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は16.5年と、定着率が高く長期的に働ける職場なのが魅力です。
2021年から2025年の平均年収の推移は高水準を維持しており、賃上げ・賞与水準の改善が進んでいることが分かります。2021年と比較して約3万円向上しています。

大手電気設備工事会社（サブコン）5社の年収ランキングで比較

大手電気設備工事会社（サブコン）5社の平均年収を比較すると、きんでんは917万円で堂々の業界第1位です。2位の関電工とは11万円の僅差ですが、3位の日本電設工業とは67万円、5位のユアテックとは157万円もの差があり、大手サブコンの中でも圧倒的な給与水準の高さを誇ります。

特筆すべきは、日本電設工業（41.0歳）やユアテック（41.1歳）といった同業他社とほぼ同等の平均年齢でありながら、年収では他を大きく引き離している点です。若いうちから高い報酬を得られる環境にあり、同じキャリアの長さで働くなら、きんでんが最も高い給料を得られる環境と言えます。

大手電気設備サブコンの平均年収・平均年齢の比較（出典：各社有価証券報告書より）

建設企業の規模別年収比較

きんでんの平均年収888万円は、大手設備系サブコンの中でもトップクラスに位置します。一般的な中堅サブコンと比較すると100万〜300万円、地場設備会社とは400万円近い差がつく金額です。

所属する企業によって生涯年収は大きく変わります。仮に30年間勤務した場合、地場設備会社との年収差は累計で1億円以上になる可能性もあります。

きんでんの年齢別年収

平均年収（約888万円）と役職別データから逆算した推計値

20代：新卒・役職なし｜450〜700万円

きんでんの大卒総合職の初任給は2025年度実績で28万円と非常に高い水準です。特徴的なのは「きんでん学園」での研修期間中も給与・賞与が満額支給される点です。賞与（年間6〜8ヶ月分想定）・残業代・現場手当を含め、20代後半には年収600万円を超え、資格取得状況により700万円近くまで伸びるケースも珍しくありません。

30代：主任・係長クラス｜700〜1,000万円

きんでんでは30代前半から中盤にかけて主任や係長クラスに昇進するのが一般的です。この年代から現場代理人としての責任が増す分、手当や賞与への還元が大きくなります。30代後半には年収940万円前後に到達する社員が増え、大規模案件を担当する技術者の場合、30代のうちに年収1,000万円の大台に迫ることも十分に可能です。

40代：課長クラス｜1,000〜1,250万円

40代前半で課長に昇進することが、年収1,000万円を確実に突破する大きな分岐点となります。課長クラスの年収目安は1,000〜1,150万円程度。管理職として基本給が大幅にアップし、業績連動賞与の支給額も跳ね上がります。業界最大手の安定した利益率を背景に、40代のボリュームゾーンで1,000万円プレーヤーが多数存在するのがきんでんの強みです。

50代の年収目安

40代後半から50代にかけて部長クラスへ昇進すると、年収目安は1,200〜1,400万円程度まで上昇します。部門全体の収益や安全管理を統括する立場として、高い評価を得ている社員はさらに上積みが期待できます。さらに、役員クラス（取締役）になれば1人あたり平均約5,700万円という極めて高い報酬水準となっており、経営層まで昇り詰めれば生涯年収は計り知れないものとなります。

きんでんへの中途入社・転職で年収はどれくらい上がる？

きんでんへの転職難易度は業界トップクラスですが、即戦力となる有資格者や経験者には積極的に門戸が開かれています。2024年度の中途採用比率は12.9%となっており、伝統的な新卒文化を維持しつつも、近年はキャリア採用による組織強化に注力しています。

地場の電気工事会社や中堅サブコンからの転職であれば、年収200万〜400万円アップも十分に現実的です。
例として、現年収500万円の30歳・施工管理職がきんでんに転職した場合、入社時点で年収600万〜650万円（100万円以上のアップ）、40歳前後で課長職に昇進すれば1,000万円以上が見込めます。

電気施工管理・現場監督の年収目安

きんでんの施工管理職には、全国転勤を伴い広範なキャリアを積む 正社員（全国転勤型・総合職） と、勤務地域を限定して活躍する 正社員（地域限定型・エリア職） の2つの働き方があります。

正社員（全国転勤型）の年収目安

きんでんの全国転勤型社員は、2025年度実績で月給28万円以上からスタートします。特筆すべきは賞与の多さで、年2回（6月・12月）の支給に加え、業績次第で年間6〜8ヶ月分以上が支給されることもあります。全国のランドマーク物件や海外プロジェクトに携わる機会があり、各種手当も非常に手厚いのが特徴です。

正社員（地域限定型・エリア職）の年収目安

地域限定型の正社員は、月給22万円以上（高卒推定）からスタート。特定の支社管轄内で経験を積みますが、きんでんでは「きんでん学園」などの教育体制が充実しているため、未経験に近い状態からでも着実に1級施工管理技士などの資格取得と年収アップが狙えます。

地域限定型の大きなメリットは、生活基盤を固定できる点です。関西・関東・中部など、自身の希望するエリアに腰を据えて、あべのハルカスや東京ミッドタウン日比谷といった国内屈指の巨大建造物の施工に携わることができます。

全国転勤型と地域限定型の比較

きんでんの電気施工管理の仕事内容は、超高層ビル・商業施設・工場・発電所などの電気設備、さらには電力輸送ライン（送電・配電）といった社会インフラの安全・工程・品質・予算管理を担う「現場の司令塔」です。

きんでんの土木施工管理・現場監督の年収目安

きんでんの土木施工管理職（主に電力インフラ、送電・配電の土木付帯工事）には、全国転勤を伴う 全国転勤型（総合職） と、特定の地域に密着して働く 地域限定型（エリア職） の2つの雇用形態があります。

全国転勤型（総合職）の年収目安

きんでんの土木系全国転勤型は、2025年度実績で月給28万円以上からスタート。賞与は業績連動性が強く、年間6ヶ月分を超える支給も珍しくありません。通勤手当・時間外手当・別居手当・住宅補助制度などが充実しており、現場での責任が重くなるにつれて年収は急速に上昇します。

正社員（全国転勤型）の中途採用における主な応募条件は以下の通りです。

地域限定型（エリア職）の年収目安

きんでんの地域限定型は、転居を伴う転勤がなく、地域に密着してキャリアを築けます。入社後、社内教育機関「きんでん学園」等で高い技術を習得し、資格を取得することで、学歴に関わらず現場責任者へと昇進し、高年収を実現することが可能です。

全国転勤型と地域限定型の比較

地域限定型の大きなメリットは、希望の勤務エリアを選べる点です。関西を中心に、関東・中部・九州など全国の各支社・支店から勤務地を選択できるため、U・Iターンを希望される方や、地元で安定して働きたい技術者に最適です。

設計職（電気・空調・情報通信）の年収目安

きんでんの設計職（電気設備・空調計装・情報通信網等）の年収目安も、施工管理職と同等の高水準です。

きんでんの設計部門では、単なる作図にとどまらず、エネルギー効率の最適化やスマートビルディングの企画立案など、付加価値の高いコンサルティング業務も担います。一級建築士や建築設備士などの高度な資格保有者はさらに優遇される傾向にあります。

事務職の年収目安

きんでんの事務職（営業・総務・経理等）は、技術職に比べると現場手当の分レンジは控えめですが、業界トップクラスの安定した待遇が約束されています。

事務・管理系の平均年収は約720万円。一般的な事務職の年収レンジは450万〜800万円程度となります。現場での宿泊や移動が少ない分、ワークライフバランスを保ちやすく、かつ年間2回の高水準な賞与や充実した福利厚生を受けられるため、非常に人気が高い職種です。

上記の職種別年収は、求人に掲載されている公式情報をまとめたものになります。
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きんでんの役職別年収

きんでんは年功序列の傾向がありつつも、技術力や現場での貢献度が正当に評価される給与体系です。勤続年数に応じてベースが着実に上がり、役職に就くことで年収が大きく跳ね上がります。
特に「課長職」への昇進が、年収1,000万円の大台に乗る大きな分岐点となります。

きんでんの年収が高い2つの理由

高度な専門性と独自教育による希少人材の育成

きんでんの仕事は、単なる電気工事ではありません。電力供給の最上流である送電・変電から、最先端のデータセンター、超高層ビルの電気設備までを統括する「高度な技術力」と「管理能力」が求められます。

「業界の技術リーダー」として知られる同社は、自社専用の教育機関「きんでん学園」で1年間の全寮制教育を行うなど、他社が真似できない圧倒的な人材育成投資を行っています。あべのハルカスや東京ミッドタウン日比谷といった国内屈指の難関プロジェクトを完遂できる人材を自社で育て上げていることが、高い収益性の源泉です。

加えて、建設・設備業界では「2024年問題」や再エネ・DX需要の拡大により、有資格者の獲得競争が激化しています。2024年3月期時点で単体従業員数は7,483名にのぼり、業界最大手としての規模を維持しながらも一人ひとりの専門性を高めていることが、高年収を維持できる理由の一つです。

業界屈指の賞与還元率と安定した収益基盤

もう一つの理由は、関西電力グループとしての安定した経営基盤と、好業績を賞与でダイレクトに還元する仕組みにあります。

2024年3月期の決算では、売上高6,139億円（前期比+13.1%）、営業利益429億円（前期比+19.9%）を記録し、大幅な増収増益を達成しました。特筆すべきは賞与の支給月数で、一般企業が年4ヶ月分程度であるのに対し、きんでんは業績や評価次第で年間6〜8ヶ月分以上が支給されることも珍しくありません。

月給だけでなく、「夏と冬にまとまった現金が入る」この強力な還元体制が、平均年収888万円という高水準を支えています。国内の再開発案件や電力インフラの維持更新など、景気に左右されにくい安定した受注背景が、今後も年収水準を下支えする大きな要因となっています。

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きんでんの平均手取りは606万円

きんでんの平均年収・平均年齢の場合、公式データから試算すると、年間の手取り額は約606万円、ひと月あたりの手取り額は約50万円となります。

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年齢（歳）

年収（万円）

項目	年収	月収
額面収入	6,500,000円	541,667円
所得税	195,500円	16,292円
住民税	325,000円	27,083円
健康保険	321,750円	26,813円
厚生年金	594,750円	49,563円
雇用保険	39,000円	3,250円
介護保険	88,400円	7,367円
手取り	4,935,600円	411,300円

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きんでんの転職難易度と選考情報

結論から言うと、きんでんへの転職難易度は非常に高めです。電気設備工事業界（サブコン）で売上・利益ともに国内トップクラスを誇る圧倒的なブランド力と、平均年収888万円という高待遇から、非常に優秀な人材が集まる激戦区となっています。

ただし、「1級電気工事施工管理技士」などの国家資格を持つ即戦力には、常に門戸が開かれています。2024年度の中途採用比率は12.9%となっており、伝統的な新卒文化を大切にしつつも、近年は専門性の高いキャリア人材の採用を強化しています。

きんでんの求める人物像

• 「技術への誠実さと安全意識」 独自の研修施設「きんでん学園」を持つ同社は、何よりも「確かな技術」と「安全第一」の精神を重んじます。誠実に現場を統括できる人物が求められます。
• 主体的な成長意欲 最新の省エネ技術やDX化に対応するため、自ら学び、技術をアップデートし続ける自律的な成長姿勢が評価されます。
• チームを導くコミュニケーション力 現場作業員や協力会社、クライアントをまとめ上げ、プロジェクトを完遂させるための対人能力が重視されます。

選考フローと期間

きんでんの中途採用の選考プロセスは、おおむね以下の流れです。

1. 書類選考（履歴書・職務経歴書・保有資格の確認）
2. 適性検査（SPI等）
3. 面接（2〜3回）
4. 内定

選考期間は約1ヶ月が目安ですが、配属される支社やプロジェクトの状況により変動することもあります。

面接官は人事担当者と現場の技術責任者が担当します。形通りの質問よりも、これまでの施工実績、特に「どのようなトラブルをどう乗り越えたか」「安全管理で何を徹底しているか」といった現場目線の実力を深掘りされる傾向があります。

面接は威圧感のない、落ち着いた雰囲気で行われることが多いようです。面接経験者の口コミでは「資格の有無だけでなく、現場での役割を具体的に聞かれた」「きんでんの社風への理解や熱意を確認された」という声が目立ちます。

技術力と保有資格は最大の武器になりますが、同時に「きんでんの一員として信頼に足る人物か」という人間性も見られています。具体的な実績と、入社後にどう貢献したいかを整理し、万全の準備で臨みましょう。

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きんでんの学歴別の年収

高卒の年収

きんでんの高卒採用は、主に現場の第一線で活躍する技能職や、地域に密着して施工を管理する地域限定型（エリア職）として配属されます。

年齢	年収目安	備考
20代前半	350〜450万円	初任給＋賞与＋手当（学園期間も支給）
30歳	450〜600万円	現場責任者・資格取得により上昇
40歳	700〜1,000万円	役職者（副長・課長）で1,000万超も

きんでん最大の特徴は、新卒1年目に全寮制の社内教育機関「きんでん学園」で1年間勉強に専念できる点です。この期間も毎月の給与と賞与が満額支給され、生活費（寮費・食費）も会社がほぼ負担するため、若手のうちから手元に残る金額が多いのが魅力です。実力主義の側面もあり、1級電気工事施工管理技士などの資格を取得すれば、学歴に関わらず高年収を狙えます。

大卒（総合職）・院卒の年収

きんでんの総合職は、業界トップクラスのベースアップを継続しており、2025年度実績では非常に高い初任給が設定されています。

学歴	月給（2025年実績）	年収目安（1年目）
大学卒	28.0万円	550〜620万円
修士了	29.5万円	580〜650万円
高専卒	25.5万円	500〜560万円

入社後の年収は、担当するプロジェクトの規模や業績、評価によって決まります。きんでんは他社と比較して「賞与（ボーナス）の支給月数」が非常に多いのが特徴で、業績次第では年間6〜8ヶ月分以上が支給されることもあります。これにより、30代後半には平均的に900万円を超え、40代前半で年収1,000万円を突破するケースが標準的です。

新卒の年収

きんでんの新卒1年目の年収は、大卒総合職で550〜620万円前後が目安です。内訳の推計は以下の通りです。

項目	金額（大卒）	備考
基本給	月28万円×12ヶ月＝336万円	2025年実績
賞与	約168万円（6ヶ月分想定）	年2回（6月・12月）
残業代	約50〜80万円	現場配属後の想定
各種手当	約20〜40万円	現場手当・地域手当等
合計	約570〜620万円

新卒1年目から500万円台後半から600万円台に届くのは、業界No.1の収益力を誇るきんでんならではの水準です。中堅・地場サブコンと比較すると、入社時点で100〜200万円近い差がつくことも珍しくなく、圧倒的な待遇の良さが同社の強みと言えます。

きんでんは「やばい」？高年収の裏側とリアルな評判

きんでんの年収を見て「魅力的だけど実際の評判はどうなんだろう？」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。きんでんで検索すると、関連キーワードに「やばい」というワードが目に入り、不安になった方も少なくないかもしれません。

結論から言えば、この「やばい」という言葉の裏には、業界トップクラスゆえの責任の重さや、他社を圧倒する驚きの待遇など、表層的な数字だけでは見えない複数の理由が隠されています。

本記事では、建設業界特化のキャリアコンサルタントの視点から、きんでんの平均年収888万円の内訳はもちろん、「年収1,000万円に到達する具体的な条件」や「学歴・職種による格差のリアル」まで、有価証券報告書や独自取材のデータをもとに徹底解説します。この記事を読めば、あなたがきんでんで手にする未来の報酬と、その「やばい」という噂の正体がすべて明らかになるはずです。

きんでん やばいと言われる5つの理由！ 離職率・評判・口コミ解説

きんでんのよくある質問

きんでんの生涯年収はいくらくらい？

きんでんに新卒から定年まで勤務した場合、生涯年収は3億5,000万〜4億円程度と推計されます。これは一般的な大卒サラリーマンの平均（約2億5,000万円）を1億円以上上回る数字です。退職金制度や企業年金も充実しており、老後の安心感も業界トップクラスと言えるでしょう。

きんでんスピネットや関西サービスの年収は本体と同じ？

グループ会社である「きんでんスピネット（IT・通信系）」や「きんでん関西サービス（維持管理・事務系）」の年収は、本体（きんでん）と比較するとやや抑えられる傾向にあります。スピネットは500万〜900万円程度、関西サービスは400万〜500万円前後がボリュームゾーンとされますが、地域密着で転勤が少ない、ワークライフバランスが取りやすいといった独自のメリットがあります。

女性でも高年収を狙える環境ですか？

狙えます。きんでんでは女性の職域拡大を推進しており、技術職（施工管理）として現場で活躍する女性も増えています。事務職であっても平均年収は約720万円と、他業界の一般事務職と比較して極めて高い水準です。産休・育休制度の取得実績も豊富で、キャリアを途絶えさせずに高水準の給与を維持できる環境が整っています。

中途採用でも年収1,000万円は可能ですか？

十分に可能です。きんでんは中途採用においても「実力主義」を掲げており、1級電気工事施工管理技士などの資格と経験があれば、入社数年で役職（副長・課長）に就き、年収1,000万円に到達するケースが多数あります。前職が中堅サブコンや地場設備会社であれば、年収200万円以上のアップも現実的な目標となります。

※ 免責事項

本記事の情報は、きんでんの公式ウェブサイトで公開されている情報（2025年1月時点）、国土交通省のデータ、およびその他の情報源を基に執筆しています。可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、情報の正確性を保証するものではありません。また、本記事における推測や考察は、公開情報に基づく筆者独自の見解であり、きんでんの公式見解ではありません。本記事の内容はあくまで参考情報としてご利用ください。

（参照）

年収・勤続年数・年齢などの経営データ

※出典：きんでん　有価証券報告書

初任給・福利厚生・研修制度

※出典：株式会社きんでん 新卒・キャリア採用サイト（募集要項）

ランキング比較

※出典：各社有価証券報告書（2023年度）より作成